ジャズ・ピアニストの
キース・ジャレット(Keith Jarrett)が、自身の75歳の誕生日にあたる5月8日(金)に未発表トラックの「アンサー・ミー」をデジタル・リリースしました。この音源は2016年3月7日にハンガリー・ブダペストのベラ・バルトーク国立コンサート・ホールで行なわれたライヴで収録されたもの。1952年にドイツで作曲されたこのポピュラー・ソングは、
ナット・キング・コールら多くのミュージシャンが取り上げており、ジャレットもこれまでコンサートでたびたび披露しています。
また、同じく5月8日に、以下5タイトルのハイレゾ音源(DSF 2.8MHz)がe-onkyoとmoraで配信開始されています。76年11月に日本でソロ・ピアノ・コンサート・ツアーを行った際の5都市のパフォーマンスを収録し、'78年に10枚組LP仕様というレーベル史上最大級のセット・フォーマットでリリースされたソロ・ピアノ・ライヴ盤『
サンベア・コンサート』、“キース・ジャレット・スタンダーズ・トリオ”の原点というべき
ゲイリー・ピーコックのECM初リーダー作1977年作品『
テイルズ・オブ・アナザー』、スタンダーズ・トリオのインプロヴィゼーション3曲のみで構成された1984年作品『
チェンジズ』、ロマンチックな名演揃いの1985年作品『スタンダーズ Vol.2』、スタンダーズ・トリオの1985年の初のライヴ録音『星影のステラ―スタンダーズ・ライヴ』。
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