親友の妊娠をきっかけに揺らぐ友情と、愛すべき娘たちの成長を描く映画「Daughters」が、9月18日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショー。公開先駆け、ポスター・ヴィジュアルと追加キャストが公開されています。
本作は、東京・中目黒を舞台に、ルームシェアを送る2人の女性を主人公に、妊娠そしてシングルマザーとして出産するという人生の決断を通して、友情、仕事、家族、過去への固執と現実など、現代の女性の揺れ動く心情にフォーカスしたヒューマン・ドラマ。脚本・監督を務めるのは、本作が初の長編作品となるファッションイベント演出家 / 映像作家の津田 肇。「犬鳴村」のヒットが記憶に新しい
三吉彩花と、「燃えよ剣」「461個のおべんとう」の公開を控える
阿部純子の2人がダブル主演を務め、
黒谷友香、
大方斐紗子、
鶴見辰吾、
大塚寧々といった実力派のキャストたちが共演に名を連ねています。
また、繊細なデザインや色使い、独特の世界観で人気のファッションブランド「tiit tokyo(ティート トーキョー)」が、初の試みとなる、ファッションディレクションとして劇中の全衣装を監修。Girls Award、BEAUTYCONの演出を手掛けるなど、ファッション・コスメ界において気鋭のイベントクリエイターである津田監督ならではの、絵画のように美しい四季折々の映像と丁寧な描写に彩りを添えます。津田監督と初タッグとなるtiit tokyoが一から作り上げた衣装も必見。スタイリストは同ブランドのショースタイリングを長年手がける町野泉美が担当しています。
[コメント]この映画は「人間の生活の変化」を一つの主題として描いた作品ですが、新型コロナウイルスの感染拡大によって訪れたこの大きなうねりの前で、芸術や娯楽というものは「安定した生活」の上で成り立っているものだという事実を改めて痛感しています。
そんな時世でも、映画館が再開しはじめ、これから公開されていくであろうたくさんの作品とともに、「映画を観る」という日常が生活の中に戻ってくることを祈るしかありません。
四季折々の情景とともに一つ屋根の下に住む二人を紡いだ『Daughters』の100分間が、長きにわたる「STAY HOME」によっていつの間にか過ぎ去ってしまった季節、そばにいる人との日々を思い起こし、ほんの一時でもこのうねりを忘れられるような時間になることを願っています。――津田 肇(監督)映画『Daughters』は津田監督の強い想いと共に長い年月をかけて準備し、劇場で上映すべく、旧知の仲間であるスタッフ、キャストのクリエティブを結集させた、かけがえのない作品です。
劇場公開の是非については、新型コロナウイルスによる社会情勢や影響から意見交換を重ねてきましたが、今作に関わる皆さまの願い、希望を込めて「9月18日」を目指す事となりました。
劇場公開日まで試行錯誤しながら、一人でも多くの方に観て頂ける様に尽力致します。どうぞ応援の程よろしくお願い致します。――伊藤主税(プロデューサー)©「Daughters」製作委員会