トム・ミッシュとのコラボレーション・アルバムが話題を呼ぶユセフ・デイズとのユニット、
ユセフ・カマールや、ヘンリー・ウー名義での活動でも知られる
カマール・ウィリアムス(Kamaal Williams)が2ndソロ・アルバム『Wu Hen』(CD BRC-643 2,200円 + 税)を7月24日(金)に発表します。アルバム収録曲「One More Time」が公開中。
今回のアルバムには、ストリングスに
ミゲル・アトウッド・ファーガソン、べースのリック・レオン・ジェイムス、サックスのクイン・メイソン、米ロサンゼルスを拠点にするドラマー、グレッグ・ポール(カタリスト・コレクティブ所属)、ハープ奏者アリーナ・ジェジンスカラ、ラッパーのマック・ホミー、そして
ケイトラナダとの共作で知られるローレン・フェイスがヴォーカルとして参加。中でも
フライング・ロータスとの共同制作をはじめ、
レイ・チャールズ、
ドクター・ドレ、
メアリー・J .ブライジなどと共作をしているミゲル・アトウッド・ファーガソンは、彼らしい特徴的なストリングスのサウンドを披露しており、鮮やかな色彩と豊かな深みを与えています。
アルバムのタイトル『Wu Hen』は、祖母が子供の頃の彼につけたニックネーム。彼の台湾側の家系は呉王朝の出身で、呉という名前は「天国への入り口」という意味を持ちます。『Wu Hen』では、彼の家系から現在の精神的な使命に至るまでの道のりが描かれており、Othelo Gervacioによる雲のようなカバーアートにもそれが反映されています。
ウィリアムスは「これはマインド革命であり、精神的な反抗だ。新しい高みに到達するためには、物質的な世界から自分自身を切り離し、実体のないものに力を見出すことが必要なんだ。それがアートとか音楽っていうものなんだ。原始的な感情であろうと、何か深いものであろうと、それをただ感じるんだよ。そして、俺の作品全体には潜在的に共通した要素がある。もし絵を描いているなら、それは絵を描いている時に感じることだ。作品を見ている人も、音楽を聴いている人も、それを感じることができる、なぜならそれは嘘偽りのないものだから」とコメントしています。