『
アリー / スター誕生』を越えたとも評され、世界中で絶賛される映画「ワイルド・ローズ」が、6月26日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー。公開に先駆け、予告編が公開されています。
本作は、カントリー歌手を目指すローズ=リン・ハーランが、夢と現実、そして家族の狭間でもがき苦しむも、その卓越した歌唱力と型破りなカリスマ性で一歩ずつ夢に近付いていく様を描く音楽ドラマ。「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」の
トム・ハーパー監督がメガフォンをとり、『
ジュディ 虹の彼方に』「ドクター・ドリトル」などに出演の
ジェシー・バックリーが主人公ローズ役を演じています。
シングルマザーのローズが、幼い2人の子供たちと抱き合う家族愛溢れるシーンから始まる予告編では、遠く離れたアメリカで歌手として成功する夢を諦めきれず音楽活動を続けるなかで母親(
ジュリー・ウォルターズ)と衝突し、子供たちからも「ママなんて嫌いだ!」と言われてしまうシーンが捉えられています。
また、予告編の後半でローズが歌うのは主題歌「GLAWGOW」。〈アカデミー賞〉ショートリストにも残り、賞レースで音楽賞を席巻したこの楽曲は、実際にジェシー・バックリー本人が歌唱を担当しています。「ジェシーの歌を聴いて、すぐに皆“まさにこれがローズの歌だ”と言いました。その歌は映画の本質を捉えていました。ローズができる限り人生を進み、最後には本当の自分のルーツから逃げられない、と悟るこの映画の場面そのものの瞬間でした。映画の物語を歌の中に見事に表現していました」と、ジェシーの歌を聴いたときのことをトム・ハーパー監督は振り返り称賛を送っています。
© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018