イギリスのロック・バンド、
ブラック・ミディのリミックスや、COVID-19対策でも注目を集める台湾のIT担当大臣オードリー・タンとの異色コラボなど、世界的に話題となるアクションを続ける2020年最注目のヒップホップ・ユニット、
Dos Monosが、6月5日(金)にシングル「Fable Now」を配信リリース。
Dos Monosは、荘子it(トラックメーカー / ラッパー)、TaiTan(ラッパー)、没(ラッパー / サンプラー)からなる3人組ヒップホップ・ユニット。結成後の2017年には初の海外ライヴを韓国ソウルのHenz Clubで成功させ、その後は〈SUMMER SONIC〉などに出演。2019年に満を持して初の音源となる1stアルバム『
Dos City』をリリースしています。
また、1stアルバム『Dos City』以来となるアルバム作品を7月にリリースすることが決定しています。アルバムは、Dos Monosが構想する“ドスシティ”の四季をテーマにした新曲4曲の入ったコンセプト・アルバムとなります。
作品はいずれも、R&Bやヒップホップなどのアーバンミュージックジャンルに特化し、ワーナーミュージックのグローバルネットワークからデジタル配信を行なうレーベル「+809」から配信されます。
[Fable Nowについて コメント]かつて、ヒッピーの若者たちは“Nirvana Now(今こそ涅槃を)”というスローガンの下、ベトナム戦争に反対し、セックスやドラッグ、自由と快楽を追求した。
ジョン・ミリアスは、そうした若者への強い反感をベースに、“Apocalypse Now(今こそ黙示録を)”というベトナム戦争についての映画シナリオを書いた。
“Fable Now(今こそ寓話を)”
それが僕達からのメッセージだ。
寓話は、その意味するところは捉え所がなく、そして時に残酷なものだ。
想像力を捨てて素朴に「現実」を直視しろとも、甘い「空想」の中へ逃げろとも、言うつもりはない。それはどちらも、「現実」と「空想」を接続することを諦める態度だ。
象徴=シンボルの意味が失墜し、「現実」と「空想」を接続することが困難になった今、寓意=アレゴリーで語ること、「現実」と「空想」を別の仕方で再接続することが、僕達がすべき最も有効な革命だ。――荘子it (Trackmaker / Rapper,Dos Monos)