「ぴあフィルムフェスティバル」を擁する一般社団法人PFFが、国内外の観客が日本の自主映画を含む「映画」を発見する企画を継続してオンライン上で行っていく「オンラインPFF」を立ち上げ、オープニング企画として、7月4日(土)から9日(木)までの6日間、連日21:00よりオンライン上の“映画祭”を開催します。
「PFF・オンライン映画祭」は、「“ひと”が映画をつくる」をテーマに、全プログラムとも映画上映後に監督と豪華ゲストによるトークを実施。初日の7月4日は、李監督の鮮烈な劇場デビュー作「青〜chong〜」、伝説のバンド、
ブルーハーツの楽曲を題材に制作した短編「1001のバイオリン」の上映後、
妻夫木 聡と監督・
李 相日が対談。『
69 sixty nine』『
悪人』『
怒り』とタッグを組んできた2人が、いま改めて映画を語り、上映作品の秘話が明かされます。
7月5日(日)は、
星野 源主演『
箱入り息子の恋』のヒット以降、快作をコンスタントに生み出す
市井昌秀監督の記念碑的エンターテインメント作品「隼」上映後、TVドラマ『
サウナーマン〜汗か涙かわからない〜』主演俳優と演出家として出会った
眞島秀和と市井監督が対談します。
7月6日(月)は、2008年のPFF審査員・
香取慎吾が絶賛した、“生命の誕生と死”を力強く描いた市井監督渾身の『
無防備』上映後、『
台風家族』で出会い、ミニシアター支援活動を共に行う“盟友”
MEGUMIが対談。
7月7日(火)は、「PICKLED PUNK」で〈PFFアワード 1993〉審査員特別賞を受賞した
山岡信貴監督作品「縄文にハマる人々」上映後、
片桐 仁と山岡監督が、時間制限のないオンライン映画祭で、無限に広がり続ける“縄文”の魅力をお届けします。
7月8日(水)は、〈ベルリン国際映画祭〉で一躍脚光を浴び、その後世界中の老若男女を虜にした
山中瑶子監督作品「あみこ」と、最新作で初配信の「魚座どうし」を上映後、
池松壮亮と山中監督が対談します。
7月9日(木)は、PIA LIVE STREAMのみで限定500枚のプレミア配信となり、3月に記念すべき〈第1回大島渚賞〉を受賞した小田 香監督作品「セノーテ」。審査員長の
坂本龍一も感嘆した「セノーテ」上映後のトークは、写真家の石川直樹と小田監督。世界の果てまで出掛け、出会う人々を、風景を、自ら撮影するという、共通項の多い2人の夢の対談です。
視聴券は、PIA LIVE STREAMにて販売。また、auスマートパスプレミアム会員向けサービス「uP!!!」では「セノーテ」を除き無料で視聴が可能です。配信日から1週間は、アーカイブ視聴可能とのことです。
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茅野市尖石縄文考古館蔵©Oda Kaori