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アップアップガールズ(2)、4ヵ月ぶりの観客動員ライヴ開催

2020/06/29 13:55掲載
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アップアップガールズ(2)、4ヵ月ぶりの観客動員ライヴ開催
 アップアップガールズ(2)が4ヵ月ぶりの観客動員ライヴ〈アップアップガールズ(2)アオハルし・て・る・も・ん NEW SEASON〉を6月27日(土)千葉・柏PALOOZAで行ないました。

 感染症対策としてソーシャルディスタンスをキープできるよう観客は30人限定(通常キャパは450人)という状況での開催。アフター・コロナという時代のライヴのあり方を模索する大きな第一歩を刻みました。オフィシャルレポートが届いています。

[[オフィシャル・レポート]
 アップアップガールズ(2)が、6月27日(土)に千葉・柏PALOOZAでライヴ・イベント〈アップアップガールズ(2) アオハルし・て・る・も・ん NEW SEASON〉を開催した。

 コロナ禍でライヴを自粛していたアプガ(2)にとって、約4ヵ月ぶりとなる観客動員ライヴ。政府から発表されたイベント開催制限の段階的緩和に則し、会場(通常のキャパシティは450人)では万全の感染症対策が実施され30人限定でライヴを開催した。久々のファンの前でのパフォーマンスで、メンバーも熱く楽しいステージを繰り広げた。

 メンバー8人は凛々しい表情でステージに登場すると、そこから笑顔になって希望感と爽快感溢れる「ブルースカイブルース」を全員で歌唱しライヴがスタートした。ソーシャルディスタンスを考慮し観客はスペースを開けての観覧となったが、いつも以上の気持ちでライヴを楽しんでいく。

 MCでリーダーの高萩千夏は「遂にみなさんの前でライヴを行なう日がやってきました。めちゃくちゃお久しぶりです!」と感慨もひとしお。続けて「ライヴを行なうために、さまざまな感染拡大防止策を考えてこの日を迎えました。みなさんにもたくさんご協力をいただきますが、私たちはこの4ヵ月間に溜めたパワーを今日このライヴにぶつけます!みなさん最後まで楽しんでってください!」とライヴへの意気込みを語った。

 ライヴでは、メンバーのソーシャルディスタンスに配慮し、ここからは昨年3月のマイナビBLITZ赤坂公演以来というメンバー8人のソロでの楽曲披露が行なわれていく。トップバッターの新倉愛海は、先輩グループ、アップアップガールズ(仮)の「私達」を笑顔で歌い、観客との一体感を作っていった。島崎友莉亜は、アプガ(仮)の「勝ってたいんだよ」を元気いっぱいに披露。森永新菜は、アプガ(仮)森 咲樹のソロ曲「メガモリッ!ma vie!」を破壊的な爆発力で歌った。最年少の佐々木ほのかは、アプガ(仮)の「このメロディを君と」を歌唱し、会場に感動的な空気を作っていく。中川千尋は、自身も参加したユニット、team・princessの「今日だけは逢いたくないよ」をエレガントに歌唱した。

 鍛治島彩は、ギターを手にしてステージに登場。「私は自粛期間中みなさんに何かお届けできないかと思って〈カジスティックライブ〉という弾き語りの生配信ライヴを行ないました。家から全部ひとりで行なったんですが、今日はこんなにたくさんの方が目の前にいます。こんなに早く生で〈カジスティックライブ〉をお届けすることができて、こうしてみなさんの笑顔が生で見れてうれしいです。そして、ステイホーム期間中もずっと私たちのことを応援してくださったことがほんとにうれしかったです。今日はこの気持ちを、私の歌声とギターでみなさんにお届けできたらと思います」と思いの丈をファンに伝える。そして彼女は、アプガ(2)のデビュー・シングルに収められた「Sun!×3」をギターの音色としっかりとしたヴォーカルで歌唱し、ファンへの感謝をしっかりと届けた。

 続く吉川茉優は、アプガ(仮)佐保明梨のソロ曲「Showtime」をかっこよくセクシーな歌とダンスでパフォーマンスし観客を魅了。高萩は、コロナの影響で卒業式が中止になったり縮小してしまった学生たちに向けたナンバー「エンドロール」を、エモさたっぷりに歌った。

 続いては、メンバーを加入期しばりで分けたユニットでの楽曲披露。2期の中川、佐々木、3期の森永、島崎、新倉の5人は、ポップ・チューン「ハッピースLOVE○」を歌唱し、かわいい雰囲気を届けていく。だが一転してヘヴィなロック・チューン「ラッタンプイコ」をたたみ込むとヘドバンも見せる渾身のパフォーマンスで観客を圧倒した。

 オリジナルメンバーである1期の高萩、吉川、鍛治島は、ミディアム・チューン「どしゃぶりのテラス席」をしっとりと歌唱し、心地よい雰囲気で会場を包み込む。そして、デビュー曲の「二の足Dancing」を力いっぱい歌すると、会場のテンションも一気に盛り上がった。

 再びステージにメンバー8人が揃うと、ステイホーム期間にMVが公開された鍛治島が作曲の新曲「どのみちハッピー」を観客の前で初披露。

 鍛治島は「この曲は、私が作曲して、振り付けは高萩千夏がしてくれました。自粛期間中にMVが公開されたんですけど、メンバーそれぞれ家でMVを撮影したり、ほんとにみなさんに届けたかった曲です。今回は生でみなさんにお届けできるのがほんとにうれしいので、みなさん手をあげてみなさんとひとつになれたらうれしいです!」と声を上げた。「どのみちハッピー」は、大変なことがあるけどまずは笑顔になってポジティヴな気持ちを作っていこうというメッセージが詰まったナンバー。メンバーはスカのビートで楽しさを届け、観客もハッピーなマインドを共有した。さらに、未来への期待感ときれいなメロディが詰まった、つんく♂楽曲プロデュースの「We are Winner!」が披露されると、清々しいムードに会場が包まれた。

 MCで吉川茉優は「今日はみなさんが会場に来てくださって、ちょっといつもに戻った感じのライヴができてうれしかったです。これからも試行錯誤しながら、みなさんに私たちの姿をお見せできる機会をたくさん作っていこうと思ってます」と、ファンの前でライヴができた喜びと前向きな思いを口にする。

 そして、大森靖子が作詞作曲の「世界で一番かわいいアイドル」を披露されると、ファンとともにハッピーな空間を作り上げライヴは締めくくられた。

 またライヴ後の撮影会では、メンバーとファンの間にフィルムを設置し、最後まで感染拡大の対策も行ない、ファンを見送った。

 まだまだ予断の許さないコロナ禍ではあるが、ファンを迎えたライヴを開催できたことは大きな前進だ。アプガ(2)のメンバーは、ステイホーム期間に個々でスキルアップした成果を今回のライヴでしっかりと見せてくれた。7月19日には神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH!!でのライヴ開催も決定するなど、ここからさらに前に向かって進んでいく彼女たちの活躍に期待しよう。


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