2020/07/30掲載(Last Update:20/08/24 19:08)
2019年にドイツの〈バイエルン映画祭〉で最優秀作品賞に輝き、アメリカ、イギリス、フランスなどの映画祭で次々と観客賞を贈られた映画「THE KEEPER」が、邦題を「キーパー ある兵士の奇跡」とし、10月23日(金)より東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開。特報映像とポスター・ヴィジュアルが公開されています。
本作は、第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの収容所に送り込まれたナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となり、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという驚くべき実話から生まれた物語。主人公のトラウトマンには『
愛を読むひと』のデヴィッド・クロス、彼の妻のマーガレットには『
サンシャイン / 歌声が響く街』の
フレイア・メーバー。マーガレットの父親役に『
天使の分け前』の
ジョン・ヘンショウ、収容所時代のトラウトマンにつらく当たるスマイス軍曹に『
ハリー・ポッター』シリーズのダドリー・ダーズリー役を演じたハリー・メリング、マンチェスター・シティFCの監督に『
リトル・ダンサー』のパパ役で知られる
ゲイリー・ルイスと、英国を代表する実力派俳優が勢揃いしました。監督は、ドイツ国内で数々の賞を受賞してきたマルクス・H・ローゼンミュラーが務めます。
公開されている特報映像では、ナチス兵士のバート・トラウトマンが、戦地で捕虜となり、敵国イギリスの収容所にいるシーンから。ある時、収容所内でサッカーをしていたとき、地元チームの監督(ジョン・ヘンショウ)がトラウトマンのゴールキーパーとしての才能に目をつけてスカウト。その後、試合で功績をおさめて名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」に入団するが、ユダヤ人が多く住む街で、元ナチス兵士という過去から、想像を絶する誹謗中傷を浴びせられてしまう。それでも彼を信じて支える妻(フレイア・メーバー)の姿や、ゴールを守り抜いて国民的ヒーローとして活躍するまで、トラウトマンの波乱万丈な人生をうつした映像となっています。
あわせて公開されたポスター・ヴィジュアルは、夫婦の愛と絆を感じさせるカットから、ナチス兵としての戦争の過去、そして彼がゴールキーパーとして平和の架け橋となるまでの、壮絶なドラマを想起させる仕上がりとなっています。
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