Official髭男dismが8月5日(水)にリリースしたニューEP『HELLO EP』(
CD + DVD PCCA-04960 3,000円 + 税 /
CD PCCA-04961 1,500円 + 税)が、Apple Musicにて配信スタート、メンバーの藤原 聡(vo,key)と松浦匡希(ds)独自のインタビューを公開しています。
“故郷でバンドを結成し、上京してきたころの自分たちに縁のある作品”である本作には、上京前に曲の原案は出来上がっていたという「HELLO」、上京に際する心の葛藤やバンドのあるべき姿について綴った「Laughter」、バンド結成時のひたむきな演奏に心打たれて生まれた「パラボラ」、アマチュア時代の音源に収められていた「夏模様の猫」の4曲が収録されています。
上京前に原案が出来ていたという「HELLO」について藤原は、「当時はカッコよく演奏できなくて、この曲はアリーナやホールといった規模で鳴らせる音を出せるようになったらやりたい」と、ホール・ツアーや大きなフェスを経験する以前に持っていた目標を語り、この曲で歌いたかったのは「自分の日々は仲間がいてこそ光り輝く」ということであるとしています。音楽活動のために上京する自分たちのことを描いたという「Laughter」については、「まず両親や祖父母をどう説得するかというのが大きな課題でした」と当時を振り返り、「そのころ僕は銀行に勤めていて、それを辞めて上京するということで、なかなかハードルが高かった」と、当時の状況を語り、「4人の音楽に対する熱意は、地元でデビュー盤をリリースしたときの活動を見てくれていたこともあって伝わっていて、最終的には送り出してくれました」と、周囲の応援への感謝の気持ちを述べています。
また、松浦は、「デカい狸が現われるような田舎にあるガレージみたいなスタジオで、夜中から朝まで、みんなで一緒に音を出せた」と地元の思い出を振り返り、「パラボラ」について、藤原は、バンドを始めたての頃は、「音楽的なレベル云々ではなく、その姿勢や、音が放つひたむきな感じに心打たれることがある」とし、「何年後かに自分たちが聴いたときに背中を押されるような音楽が作りたい」と思って書いた曲だと語りました。松浦は、「今の僕らならではの、キャッチーでありつつも面白いビートメイクができた」と語っています。
インタビューの全編は、Apple Musicで読むことができます。