ベン・ハーパー（Ben Harper）が、ラップ・スチール・ギターによるインストゥルメンタル・アルバム『WINTER IS FOR LOVERS』をこの秋に発表します。1994年のデビュー以来ハーパーの音楽で重要な役割を果たしてきたラップ・スチール・ギターのみで奏でられた15曲を収録。収録曲の「Inland Empire」が公開されています。

　オフィシャル・サイトでは、サイン入り、ナンバリング、ハンドスタンプが押された180gのアナログを2,000枚限定で販売中です。

［コメント］
これは私にとって初めてのインストゥルメンタル・アルバムです。 私と私のラップ・スティール・ギターだけで構成されています。まるであなたのリビングルームで演奏しているかのような、親しみやすくて惜しみのないサウンドになるように意図的に制作されています。最初に聴いたときは驚くかもしれません。現代の多くの曲とは対照的に、劇的に削ぎ落とされているので、人によっては驚きを感じてしまうかもしれません。

私はフラメンコ、クラシック、ハワイアン、ブルースギターの大ファンで、これらの影響がこのアルバムに表現されていることを願っています。

私は大人になってからずっと作曲をしてきましたが、このアルバムが私に与えた挑戦は全く新しいものでした。ギター1本と言葉を使わず、一つ一つのニュアンスを顕微鏡で観察しながらアルバム全体を録音するというのは、これまでに作ったどのアルバムよりも要求が高く、やりがいもあったのです。
――ベン・ハーパー

Photo by Jacob Boll