映画、舞台、ドラマ、CMなどで注目を浴びている女優、
上白石萌歌が、「キリン 午後の紅茶」CMシリーズで歌唱し、透明感のある歌声を披露した
スピッツ「
楓」のリアレンジ・カヴァーを、音楽活動名義の
adieuとして9月23日(水)に配信リリース。あわせて、ジャケット・ヴィジュアルと新しいアーティスト・ヴィジュアルを公開しています。
これまで「キリン 午後の紅茶」では「楓」のほか、
chara「
やさしい気持ち」や
HY「366日」のカヴァーを歌唱しており、上白石は「午後の紅茶のCMは、ひとつひとつが作品のようだったなと感じます。上質な映像と上質な音楽。毎回どんな歌を歌わせていただくのだろうと胸を躍らせていました。歌わせていただいた曲のすべては今でも宝物のように大切で、私の原点のような気もします。CM当時は俳優として、お芝居の延長線上で歌を歌わせていただきましたが、今回はadieuとして、新たな挑戦という意味でリアレンジさせていただきました」と楽曲への想いをコメント。今後の配信については現時点で配信日未定となっており、準備が整い次第配信を発表していくとのことです。
自身の音楽ルーツでもあるという「楓」は、マンドリンのリフから始まり、ギターやドラムもアコースティックテイストあふれるアレンジ、そして幻想的なadieuのコーラスワークが印象的な仕上がり。3年前のCMでの「楓」とadieuとしての「楓」を聴き比べるのも楽しめるリアレンジ・カヴァーとなっています。
このタイミングでなぜリアレンジ・カヴァーの配信をしようと思ったのかという質問に対し、上白石は「コロナ禍の中で、音楽について、エンターテイメントについてなど、さまざまなことに思いを巡らせる機会があり、なにかアーティストとして出来ることはないかと考えていました。そんな中、以前CMで歌唱し沢山の反響をいただいていた曲の数々のことを思い出しました。あれから数年経ち音楽活動を本格的に始動させた今、もう一度あの素晴らしい楽曲たちにadieuとして向き合ってみたいと感じました。偉大なるアーティストの方々の力をお借りし、みなさまの心の灯りになれるような、そんな歌を目指してリアレンジさせていただきました。この状況下で、私自身、音楽の持つ力の大きさに改めて気づかされました。私も音楽を通じてエネルギーを届けることのできる存在になれたらと、心から思います」と語りました。アーティストadieuの強い意志を感じるコメントで、本作が現代の人々の心を癒し、勇気づけることが期待されます。