宮沢氷魚が、〈第12回TAMA映画賞〉にて最優秀新進男優賞を受賞。今泉力哉が監督を務めた映画『his』にて主演を務め、同性愛者であることを隠して暮らす青年を演じ話題に。宮沢は今回が自身初の映画賞受賞となります。

　〈TAMA映画賞〉は、2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる“いきのいい”作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰しています。

　宮沢氷魚が受賞した“最優秀新進男優賞”は、“本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰”するもの。公式の受賞理由には「物静かな佇まいと透き通るような眼差しで心の揺れ動くさまを自然に表現した。役に真摯に向き合う姿勢は、さらなる飛躍を予感させる」とされ、今後の活躍にも期待がかかります。

　また、最優秀男優賞に福山雅治と濱田 岳、最優秀女優賞に水川あさみと長澤まさみ、最優秀新進監督賞にHIKARI監督とふくだももこ監督、最優秀新進男優賞に宮沢氷魚と北村匠海、最優秀新進女優賞には松本穂香と森 七菜がそれぞれ選出され、市民がつくる映画ファンの祭典〈第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM〉において、受賞者が登壇します。

　〈TAMA映画賞〉は、国内の映画賞の中では一番最初に発表されるものであり、宮沢氷魚をはじめ今回選出されたのはそれぞれ新進気鋭の俳優・監督ばかり。今後発表される映画賞でも注目です。