スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)が、次男ムンタズ・ワンダーの誕生日を記念して約4年ぶりの新曲2曲を発表しました。「Can't Put It in The Hands of Fate」と「Where Is Our Love Song」の2曲は、どちらもワンダー自身が作詞・作曲・プロデュースを担当。みずから設立した新レーベル「So What The Fuss Music」からのリリースです。
「Can't Put It In the Hands of Fate」には、ラプソディー、コーデー、チカ、バスタ・ライムスという、ヒップホップ界から4人のアーティストが参加。ジャンルや世代を超えたコラボレーションは、この曲が求める行動の必要性について示しています。〈グラミー賞〉受賞ギタリスト、ゲイリー・クラーク・ジュニアをフィーチャーした「Where Is Our Love Song」は、世界が歴史的課題に直面している今、何が必要なのかを明らかにした楽曲。「希望の言葉、平和への祈り、そして切実に求められている愛の歌は、一体どこにあるか?」という問いを、リスナーに投げかけています。
新曲についてワンダーは、「今の時代、私達はこの国と世界に向けられる、最も痛烈なモーニングコールと叫びを聞いている。どうか、愛と平和と団結の必要性について耳を傾けてほしい」とコメント。また「Where Is Our Love Song」からの収益はすべて、米国を拠点とする非営利団体「フィーディング・アメリカ」へ寄付すると発表しています。