DISH//の大ヒット配信シングル「猫」を原案としたドラマ「猫」が、11月13日(金)よりテレビ東京系にて連続ドラマとしてスタートすることが決定。楽曲をテーマに描かれてきた作品は多々あるものの、連続ドラマ化となるのは異例の快挙となります。
SNSを発端としてヒットを記録した「猫」は、もう会うことのできない大切な人を“猫”に例えた切ないバラード・ナンバー。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて、シンガー・ソングライターの
あいみょんが作詞作曲を担当し、
北村匠海(vo,g)が歌うオリジナル・ヴァージョンが3月に公開されると、約半年で6000万回再生を突破。さらにDISH//メンバーがアレンジしたアコースティック・ヴァージョン「猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜」が4月29日に配信されると反響を呼び、現在ではオリジナルの「猫」と合算で配信総再生回数1億回超えを記録し、SNSでは「泣ける」「毎日聴きに来てしまう」と話題に。北村自身、以前インタビューで「ライブしてきた中で、一番歌っている最中に泣いた数が多い曲」と語っています。
連続ドラマは、その「猫」を原案に、脳に腫瘍があり余命宣告を受け自らの死と向き合う女性の金子みねこと、やりたいことや夢もなくその日暮らしの生活を送るフリーターの天音光司が、一匹の“猫”をきっかけに出会い、カップルとなった2人の“いつもと同じ帰り道”を通して、男女それぞれの視点で描く切なくも温かいラヴ・ストーリー。主題歌を飾るのは「猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜」で、ドラマ全体をしっとりと彩ります。
余命が過ぎ自らの死と向き合う金子みねこを演じるのは、映画『
初恋』での熱演が話題となり、『
死にたい夜にかぎって』、『
年下彼氏』、『
映像研には手を出すな!』など2020年だけで計9作品の映画やドラマに出演す
小西桜子。また、その日暮らしの生活を送るフリーターの天音光司を演じるのは、映画『
海街diary』や大河ドラマ「いだてん」、『
MIU404』など数多くの話題作に出演し、映像作品に留まらず舞台でも活躍する実力派俳優の
前田旺志郎。2人にとって、本作が地上波連続ドラマ初主演となります。
[コメント]この曲を初めて聴いた時に、浮かび上がってくる物語や情景に、心が動かされた感覚を忘れられません。
大切に作られ、歌われ続け、それが多くの人の心に届き、それぞれの中で思い描かれる「猫」の世界があると思います。
このドラマを通して、金子みねこというひとりの人間として、「猫」から生まれたひとつの物語の一部になれること。
驚きとともに、こんなにも素晴らしい機会をいただけて本当に嬉しく思います。
みねこと光司の、2人のありふれた日常的なやり取りの中に、その一瞬一瞬の尊さをしっかりと感じながら、ひとつひとつを大切に、私らしいみねこを生き抜きたいと思います。
観てくださる方々の心に届くよう、監督をはじめ、制作陣の皆様、共演者の皆様とともに、私の生きてきたすべてを込めて全力を尽くします。どうかよろしくお願いします。――金子みねこ役 / 小西桜子僕自身「猫」という曲がすごく好きでドラマ化するというだけでも嬉しいのに、まさか自分が作品に関われるなんて...!!
こんな幸せな事はありません。何気ないシーンから物語にとってキーとなるシーンまで、全てをみねこと大切に積み上げ、見てくださる皆さんの心にその一つ一つをどれだけ刻んでいけるかが、物語の最後に皆さんが感じることの大きさに比例すると思います。
毎シーン毎シーン緊張感を持ちながら大切に撮影に臨みたいです。
スタッフの皆さん、小西さんとともに必ず素敵な作品にしますので、皆さんドラマ「猫」是非ご覧ください。――天音光司役 / 前田旺志郎「猫」がドラマ化されるという話を聞いた時にはとても驚きました。
まさか自分たちの楽曲が物語となって届けられる日が来るとは。
僕らも台本を読ませて頂きました。儚くて切なくて愛しい物語です。
ドラマとともに「猫」という楽曲をさらに愛して頂けたら嬉しいです。
僕も楽しみ。――北村匠海(DISH//)
「猫」を初めて聴いた時、心まで届き、気持ちが動いたことを記憶しております。
僕自身曲への想い入れがあったので、曲の世界観をドラマ化できお届けできることを感謝しております。
ドラマは色んな感情が混ざり合う話です。
若いのに頼もしい小西さん前田くんと、制作スタッフみんなでテレビ東京深夜ドラマでは珍しいど真ん中純愛ドラマを作ります。
視聴者の皆さんの心に響くと嬉しいです。――プロデューサー: 漆間宏一(テレビ東京)©「猫」製作委員会