小室哲哉 2020/11/27掲載(Last Update:20/12/04 13:17)
1989年に発表した
小室哲哉のソロ・デビュー・アルバム『
Digitalian is eating breakfast』が、“3つのメディア”でアプローチした特別編集版限定BOXとして2021年2月24日(水)に発売することが決定しています。
本作は、CDリマスタリングおよび7inchアナログ盤のカッティングエンジニアをアレックス・ゴードン(英ロンドン・アビーロード・スタジオ)が担当。CDにはアルバム『Digitalian is eating breakfast』の収録楽曲とボーナス・トラックとして、当時の先行シングル3作品のカップリング曲を合わせた全13曲を収録。Blu-rayには、1990年1月のライヴ神奈川・横浜アリーナ公演を中心に、ボーナス・トラックとしてTV番組『eZ』で放送された5曲を収録し映像音声を全編リマスター。アナログ7インチ・レコードには、当時の先行シングル3作品をそれぞれ本作用にEDIT。カップリングにはタイトル曲のインスト音源が初収録されます(3作品共カラーレコード仕様)。さらに、ブックレットには小室の最新インタビューが掲載され、ツアーパンフのリサイズ・リイシュー版が収められます。
また、本作が発売となる同日には、1996年1月に行なわれた「ORACLE」のイベント・ライヴの模様を収めた
tk-trapの映像、CDを『tk-trap produced by tetsuya komuro cozy kubo RE:2021』としてリニューアルし発売されることが決定。本パッケージ封入のブックレットには、音楽プロデューサー・
久保こーじの最新インタビューが掲載されます。
[コメント]32年というかなり長い年月を想像すると、テクノロジーや様々なことを含めて、いまでも現役的なことが出来ていることに感謝しています。僕はそこまで活動をしていないのですが、今年は乃木坂46への楽曲提供や、「Ground TK」のチャンネル開設などを通じて感じるのは、僕自身と僕の作った音楽が皆さんの記憶に、しっかり残っているんだなということです。しかも、皆さんが良しとして受け止めてくださっているのは、今回のようなパッケージのリリース、それからファンの皆さんの想いの積み重ねだと思っています。
単純に言うと、小室哲哉=音楽家っていうことが、いまでもわかって貰えるのが嬉しいですね。本当に感謝してます。――小室哲哉