数多くの人気ミックスCDシリーズを手掛けるDJ和が、12月16日（水）にJ-POP MIX CD『ミリオンデイズ 〜あの日の私と、歌え〜 mixed by DJ和』をリリース。ジャケット・ヴィジュアルには女優の石田ゆり子を起用しています。

　本作は、桜井日奈子のクールな表情が目を惹く4月発売のビーイングとソニーミュージックの共同企画MIX CD『キミが好きだと叫びたい 〜Love & Yell〜mixed by DJ和』に続くシリーズ第2弾で、当初は6月発売予定がコロナ禍の影響で延期。その分、さらに時間とエネルギーをかけて、“大人世代に贈る青春ミックス”をコンセプトに制作した作品となります。

　1992年の中山美穂主演のドラマ『誰かが彼女を愛してる』主題歌となった中山美穂＆WANDS「世界中の誰よりきっと」から、1995年の豊川悦司・常盤貴子主演のドラマ『愛していると言ってくれ』主題＆挿入歌となったDREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」まで、レコード会社の垣根を越えた36曲すべてがミリオンヒット以上というCDシングル総売上5200万枚超のヒット曲の数々を収録した、DJ和のシリーズ28作目にしてもっとも豪華なラインナップに。80年代後半〜2000年前半の国民的ミリオンヒットを体感してきた35〜50代をメイン・ターゲットとした“働き盛りのオトナ世代”に贈る、ドライブに、同窓会に、懐かしい話が盛り上がる“究極の青春MIX”CDといえます。

　ジャケット・ヴィジュアルには、本作のターゲットの世代にとっては憧れの存在で、“奇跡のアラフィフ”として今もなお美を保ち続け、フォト＆エッセイ集も好評の女優、石田ゆり子が登場。DJ和の作品では、これまで『A GIRL↑↑』シリーズには中村アン、ラブリ、近藤千尋、谷まりあといったモデル勢、『俺の〜』シリーズには武井壮や田村亮（ロンドンブーツ1号2号）、『サマパ！Summer Party』では池田エライザ、ロングヒット記録を樹立した『ラブとポップ』シリーズでは広末涼子や安達祐実と、旬な人物を起用してきましたが、ここに美しくも優しい笑顔が印象的な石田のジャケット・ヴィジュアルが加わることに。石田はCDジャケットへの起用はキャリア初となります。

　本作について、石田とDJ和はそれぞれ次のようにコメントしています。

［石田ゆり子 コメント］
CDのジャケット撮影は初めての経験ですが責任重大だなとやはり緊張しました。
私は10代後半でデビューしているのですが、このCDにはまさにその頃から30代までの曲が収録されていてどの曲も本当に懐かしいです。特に小野正利さんの「You're the Only…」(ドラマ『君のためにできること』主題歌）を聴くと22歳のあの頃の自分を思い出します。他にも、小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」や、浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」、中山美穂＆WANDSさんの「世界中の誰よりきっと」などほとんどの曲が当時のドラマと連動していて、イントロを聴くだけであの頃の空気が一気に蘇ってきます。
当時の自分を振り返って思う事は、あの頃はいつも目線を上にあげていたな、ということです。今はみんな四六時中スマートフォンを見てるから（笑）、携帯電話さえ今のように普及していなかったあの時代は、人は今より景色や、前にいる人たちに集中していたように思うのです。目の前に広がる未知の世界にいつもワクワクしていた。
もちろん今の時代の素晴らしさも分かってはいるのですが、音楽的にもその辺りの社会的な心持ちのようなものが反映されているように思います。
音楽の中に流れる空気の粒子のようなものにざらりとした人間らしい体温を感じます。うまく言えないけれど。
私は車の中で音楽を聴くのがすごく好きでミリオンヒットの曲はみんなが知っているのでボリュームを上げてみんなで楽しく聴きたいですね。
音楽は人の気持ちを一気に元気にするパワーを持っていて私も辛いときにはどれだけ助けられたかわかりません。このCDを聴きながらぜひパワーをチャージして元気や勇気をたくさんいただいてこれから先に続く日々を生きていきたいと思います。

［DJ和 コメント］
28作目となる今作は、最高にドラマティックで、優しくエネルギッシュなCDです。石田ゆり子さんにCDのジャケットを飾っていただけたことで、今作の雰囲気や気分をこの写真が象徴してくださっていて、とても贅沢で美しく艶やかなジャケットになりました！ 全曲誰しもが口ずさめるであろう国民的メガヒット曲を36曲も収録させて頂き超豪華な1枚となりました。邦楽の歴史を作ってきた曲たちがノンストップで楽しめる、とても貴重なCDになっています。大変な時期が続く今だからこそ、名曲に力を貰えると思います！