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i☆Risのメンバー、芹澤優がバースデー・オンライン・ライヴを開催

芹澤優   2020/12/28 13:10掲載
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i☆Risのメンバー、芹澤優がバースデー・オンライン・ライヴを開催
 声優とアイドルのハイブリット・ユニット“i☆Ris”のメンバー、芹澤優が12月26日に行なったバースデー・オンライン・ライヴ〈Yu Serizawa 26th Birthday Live 〜BLUE BLUEPARTY〜〉が、動画プラットフォーム・PIA LIVE STREAMにて生配信されました。ライヴ・レポートが届いています。

[オフィシャル・レポート]
 ソロ活動がスタートして以来、毎年恒例となっているバースデー・ソロ・ライヴ。今年は無観客生配信での開催となったが、画面越しながらも同じ時を過ごし、記念日を祝える機会に喜びと感謝の声があふれる中、ついに芹澤優、26歳のバースデー・ソロ・ライヴが開幕した。テクノポップなサウンドではじまったのは、i☆Risの3rdアルバムに収録された、芹澤優ソロ・ナンバーにして自身が作詞を担当した「キミノカノウセイ」。実に数年ぶりとなる披露に、ツイッターでは、「思い出深い曲」と1曲目から大いに盛り上がる様子が見られた。

 芹澤が前へ歩みを進めると、ステージや衣装の全貌が判明。上品なレースがあしらわれた白のトップスに、水色のフリルがたくさんついた可愛らしいロングスカートを着た、まるでお姫様のような美しい姿の芹澤優が登場した。間髪入れずに披露したのは本ライヴのために制作し、芹澤が作詞を手掛けた新曲「カラクリズム」。昨年、全国8ヵ所16公演のツアーを共にしたバンド・メンバーと共に爽やかな音色を奏でた。続けて披露したソロ・デビュー曲「Voice for YOU!」が終わると、まばたきの間にセットは一転。背景一面のフリルと、大きなアーチがあしらわれたファンシーな空間ではじまったのは、アニメ『魔入りました!入間くん』EDテーマ「デビきゅー」。パパイヤ鈴木の振付による「デビきゅーダンス」を全身で可愛らしく表現した。

 「カメラの向こう側に皆さんがいると思って届けます。惜しむことなく楽しんでください」とコメント後、これまでの雰囲気から一転、26歳らしいちょっぴり大人なパートへと突入。まず歌ったのは「PRINCESS POLICY」。間奏では、スカートのスリットから見える、スラリと長い足がセクシーなダンスを披露した。そして、セットはソファーやギター、家具が置かれた部屋のような空間へ。靴を脱ぎ、素足になった芹澤がソファーの上で艶やかに披露したのは、『Wake Up, Girls!』の「素顔でKISS ME」。可愛らしいイメージが強い芹澤の大人な歌声やパフォーマンスに釘付けになっていると、カメラワークはバンドステージへ。間髪入れずに「TRIalHEART.恋の違反チケット〜」を歌唱した。

 続いて披露する「告白」も、このライヴのために制作した新曲で、芹澤が作詞を手掛けた楽曲。「今の日常から飛び出したい、という気持ちが強くて、みんなに会いたいと願う気持ちを込めたら恋の曲になった」と語り、爽やかながらもどこか切ないバンド・サウンドが奏でられた。「I LOVE YOUは伝わるのかな?」「喜ぶ顔がみたいから」「もどかしい距離も今が埋め尽くす」と、なかなかファンに会うことが叶わない現状に対しての芹澤の心情が“告白”された楽曲に心打たれるのも束の間、次の楽曲へ。「セリコとデートする準備できてますか?」とコメントすると、新たなセットが映し出される。“Serikois NO.1cafe”ではじまったのは、i☆Risのライヴ人気曲「YuRuYuRuハッピーデイズ」。間奏では「今だからこそ、みんながいてくれることがどれだけ幸せがわかった」と語りながら、思わず涙を流すシーンも。直後に歌った“特別じゃない毎日もキミとならスペシャルになる”という歌詞も相まって、ファンへの愛情が、より心深くに響いていく。そんな涙も吹き飛ばすように、パワフルなナンバー、「ハイハイハイハハイテンション」「COMETIC SILHOUETTE」を続けて披露し、あっという間に最後の曲に。ラストは芹澤が作詞した「Revelation」。「自分の今の想いを詰め込んだ楽曲」と語り、涙をこらえながら強く歌いきった。

 アンコールに答えた1曲目は「Merry Birthday!」。バンド・メンバーからの手紙に再び涙を流しながらも、幸せそうな表情で歌い上げると、ここで、重大なお知らせが。なんと、来春・2021年春に3rdシングルをリリースすることが発表された。昨年11月のリリース以来となる待望のシングルに歓喜の声が寄せられると、芹澤も「セリコソロやる気まんまんです!」と強く語った。あらためてファンへの感謝を述べると、芹澤の代表曲、TVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』EDテーマより「最悪な日でもあなたが好き。」を目をうるませながら歌唱。今までのライヴと同じように、コールの部分でイヤモニを外して歌う、変わらない姿が心に強く残った。最後は「パラレルスターズ」をパワフルに披露。「いつでもみんなをあいらぶゆーちゃん!」とおなじみの台詞を元気に叫び、約1時間半に渡るライヴは明るく幕を閉じた。

 「2020年はみんなの存在の大切さに気づけた年」と何度も語り、4つのセットを駆使したオンラインならではのパフォーマンスや、ライヴのために書き下ろした新曲の披露、そして、自身の作詞曲を中心にしたセットリストなど、芹澤のファンへのメッセージや愛情があますことなく凝縮された本公演。1月1日(金)23:59までアーカイブで視聴可能なので、ぜひ何度でもお楽しみいただきたい。


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Yu Serizawa 26th Birthday Live 〜BLUE BLUE PARTY〜(無観客生配信)
2020年12月26日(土)
w.pia.jp/t/yuserizawa26-pls
※2021年1月1日(金)20:00までチケット購入可能
※アーカイヴは2021年1月1日(金)23:59まで視聴可能
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