チャイコフスキー作曲の音楽とともにストーリーが展開する傑作バレエのひとつ、『眠れる森の美女』の公演が、2月20日(土)から東京・新国立劇場で開催されます。振付けを担当したのは、英ロイヤル・バレエ団で長年活躍し、現役引退後はオランダ国立バレエやイングリッシュ・ナショナル・バレエの芸術監督を務めたウエイン・イーグリング。『眠れる森の美女』はイーグリングが2014年の新国立劇場バレエ団の公演のために改訂振付けを施し、古典のスタイルを守りながら現代的な感覚を活かした舞台と高い評価を得たもので、これまでにもたびたび再演されている人気演目です。
出演はオーロラ姫が小野絢子、
木村優里、米沢唯(日替わり)、デジレ王子が福岡雄大、井澤駿、渡邊峻郁(日替わり)。音楽は冨田実里指揮
東京交響楽団。元ダンサーとしてのセンスが光るトゥール・ヴァン・シャイクの洗練された色彩豊かな衣裳、川口直次による格調高く豪華絢爛な美術も見どころです。
Photo by 鹿摩隆司