『怒り』『悪人』などヒット作を生み出し続ける人気小説家・
吉田修一のサスペンス・アクション小説を原作とした映画『太陽は動かない』が、3月5日(金)より全国ロードショー。
竹内涼真が全編ノースタントで挑む本編映像が公開されています。
主演は『
22年目の告白-私が殺人犯です-』『
カイジ ファイナルゲーム』など数々の強烈なキャラクターを演じ、常に日本映画界のトップを走り続けてきた
藤原竜也。共演は、『
センセイ君主』『
テセウスの船』などで、爽やかなラヴコメからシリアスなミステリーまで幅広く役柄を重ね、名実共に若手俳優ナンバーワンの呼び声も高い竹内涼真。本作では、半年間鍛え上げたという肉体を惜しげもなく披露し初の本格アクションに挑み、藤原とともに心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じます。
この度、竹内涼真演じる田岡の激しいアクション・シーンが公開されました。猛スピードで走る列車の中、スーツケースを持つ怪しげな男の後をつける竹内演じる田岡。扉の先に男が待ち伏せており、一触即発の肉弾戦が待ち構えています。攻撃をしかけてくる男に果敢に挑む田岡。あらゆるものを駆使し、どうにか抑制しようとしますが、追いつめられてしまいます。さらにはサンドバックのように体を殴ら続け、猛スピードで走る列車から振り落とされそうになる田岡の運命はいかに。絶体絶命の極限状況から一瞬たりとも目が離せない映像です。
竹内は撮影の合間に入念なリハーサルをこなし、全てスタントなしでの撮影に挑んでいます。本作の大瀧亮プロデューサーはこのシーンの撮影について「竹内さんは見せ場となる列車内でのアクションに向けて非常に緊張もされていましたが、鍛え上げてくださった肉体のおかげもあり重戦車のようなパワーとそれでいてしなやかなアクションを体現してくださいました。見た目にはなかなか伝わりにくいかもしれませんが、実際に動いている列車の中でのアクションなので体が左右に振られたり、足元が覚束ないという枷を背負いながらやっていらっしゃるということを認識した上で観ると、その凄さが伝わると思います」と振り返ります。かつては共産党幹部専用の御用車であったブルガリア国鉄を貸し切って行なわれた見応え満載の圧倒的スケールのアクション・シーンは要注目です。
©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会