大内暢仁 2021/01/29掲載(Last Update:21/02/09 13:05)
新進ピアニストの
大内暢仁が、sonoritéレーベルから、デビュー・アルバム『Rebirth』を3月5日(金)にリリース。
大内暢仁は1991年生まれの俊英。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学院科目等履修生修了。これまでにピアノを佐竹宏子、広瀬宣行、村上隆に、クラヴィコード、チェンバロ、バロックダンスを臼井雅美に師事。丸山桂介のもとでルネサンス・バロック時代の音楽史を専門的に学びました。バロック音楽の精神性を当時の哲学や科学、ゲマトリア(数秘術)など様々な観点から研究し、それらを基にオーセンティックな古楽をモダンピアノで奏でることをライフワークとしており、主として
ブクステフーデの研究に取り組んでいます。また、音楽ユニット“ResonanCe”のメンバーとしても活動しています。
本アルバムでは、ブクステフーデや
パッヘルベルの秘曲が、煌めくニューヨーク・スタインウェイに乗せた大内のタッチで色鮮やかに蘇り、大バッハの蔭に隠れたバロックの名匠たちの音楽世界をスリリングに体感させてくれます。