30年以上にわたるキャリアを持つヴァイオリニスト、
ギル・シャハム(Gil Shaham)が、米ニューヨークを拠点に活動する室内オーケストラ“
ザ・ナイツ”とともにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を録音。カップリングにブラームスのヴァイオリン協奏曲を収録するCDが、シャハムが主宰するレーベル「Canary Classics」から3月中旬に発売されます。その一部をCanary Classicsのウェブサイトで試聴することができます。
これまでもたびたびベートーヴェンを録音してきたシャハムですが、ヴァイオリン協奏曲を録音したのは今回が初。カデンツァはクライスラー版をシャハムが編曲しています。あわせて収録されるブラームスのヴァイオリン協奏曲は、
クラウディオ・アバド指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と2000年に録音したものがリリースされており、ここでは気鋭のオーケストラと優雅な演奏を披露しています。
ザ・ナイツは、チェリストで指揮者の
エリックとヴァイオリニストのコリンのジェイコブセン兄弟によって2007年に結成。クラシック、ミュージカル、民族音楽など幅広い音楽性で現在まで多くの聴衆を魅了しています。