2020年3月にアルバム『
ワンダーブルーム』を発表した
ベッカ・スティーヴンス(Becca Stevens)が、2020年のグラミー賞で最優秀室内楽 / スモール・アンサンブル・パフォーマンスを受賞したアタッカ・クァルテットとのコラボレーション・アルバム『
ベッカ・スティーヴンス | アタッカ・クァルテット』を3月24日(水)に発表します。4年間にわたる制作を経て完成したこのアルバムには、オリジナル曲の再演と
レディオヘッドと
リトル・ドラゴンのカヴァーを収録しています。
2014年に米サンディエゴでクラシックの作曲家 / ピアニストのスティーヴン・プラッツマンが主催した「モーツァルトが生きていたらどんな曲をどんなアレンジでやるか」というテーマのイベントに出演した際、スティーヴンスはその後結婚するアタッカ・クァルテットのヴィオラ奏者、ネイサン・シュラムと出会いました。
その後、シュラム所属のデコダ・クァルテットで自作を弦楽四重奏でアレンジ(デコダ・クァルテットとのライヴ・テイクは『
ティー・バイ・シー』にボーナス・トラックとして収録)、次第に「自身の曲を色々な人がアレンジし直す」というコンセプトができていきました。最終的に、アレンジはベッカ、スティーヴ・プラッツマン、クラシックやフォークに造詣の深い父ウィリアムス、ベッカが音楽的に敬愛するマルチ・インスト奏者の兄ビル、ティモ・アンドレス、ベッカ・スティーヴンス・バンドのリアム・ロビンソン等が担当。弦楽四重奏の演奏とスティーヴンスの歌で生まれ変わり、新たな魅力を宿した楽曲の数々を聴くことができます。