「コーリング・ユー」の大ヒットで知られるヴォーカリスト、
ホリー・コール(Holly Cole)率いるホリー・コール・トリオが、2019年のカナダ・モントリオール国際ジャズ・フェスティバルで実現した25年ぶりのライヴ・パフォーマンスを収録するアルバム『モントリオール featuring ザ・ホリー・コール・トリオ』を4月2日(金)に発表します。リリースに先駆けて、アルバム収録曲「ローラの望むままに(Whatever Lola Wants)」の先行配信がスタートしました。
「ローラの望むままに」は、1955年にブロードウェイで初演されたミュージカル『くたばれ!ヤンキーズ』のナンバー。この曲についてコールは「〈ローラの望むままに〉を聴いた瞬間、私たちにパーフェクトな曲だとわかったわ。セクシーで挑発的で謎めいていて、いろいろな解釈が出来る曲よ」とコメントしています。
ライヴには、コールと
アーロン・デイヴィス(p)、
デヴィッド・ピルチ(b)のほか、ドラムスとパーカッションの
ダヴィデ・ディレンツォと、ホーンと木管楽器のジョン・ジョンソンが出演。4夜にわたる魔法のようなショウを披露しました。
このトリオについてメンバーの3人は「心に響く音楽というのは、耳を傾けずにはいられなくなる一方で、その中の静寂と向き合うことにもなるということよ」(コール)、「ホリー・コール・トリオが演奏される会場ではピンが落ちる音が聴こえる。そしてなんだって起きる。そして恐らく何かが起きるんだ」(デイヴィス)、「ホリー・コール・トリオは、ハリファックスからマンハッタンまで後部席に男女みんなして、わいわいと楽しくドライヴをする。まさにそんな音楽さ。永遠に続いて欲しいって思うだろ?」(ピルチ)とそれぞれコメントしています。