英ロンドンで結成されたトリオ・バンド、ドーターのヴォーカリスト / ギタリスト、エレナ・トンラ(Elena Tonra)によるソロ・プロジェクト“Ex:Re”が、2019年に発表したデビュー作『Ex:Re』を再構築したアルバム『Ex:Re with 12 Ensemble』を2月19日(金)に発表します。フランスのクラシック音楽家ジョセフィーン・スティーヴンソンと、英を代表する弦楽オーケストラのひとつ12アンサンブルとのコラボレーションとなる同作よりオープニング・トラックの「Where The Time Went」が公開中。
『Ex:Re with 12 Ensemble』はオリジナル・アルバムのレコーディングにも参加したスティーヴンソンがキュレーターを務めたロンドンのマルチ・アート・スペース、キングス・プレイスのイベント〈Venus Unwrapped〉の一環として2019年11月30日に開催された公演の模様を、プロデューサーでドラマーのファビアン・プリンが録音した作品。エレナの失恋をテーマに世界中で共感を呼んだ曲の感情や歌詞の脆弱性は、繊細かつダイナミックなオーケストレーションによりさらに増幅され、ジョナサン・ルフェーヴル=ライヒによるミックスによって、リスナーがまるで弦楽団に囲まれているような、まさに演奏を間近で体験できるような音像に仕上がっています。