31年前に盟友や関係者のみで開催された松田優作の追悼シークレット・ライヴ映像を初収録したベスト・アルバム『YUSAKU MATSUDA 1978-1987 MEMORIAL EDITION』のトレーラー映像が2月21日に公開。あわせて、ベスト・アルバム公式Twitterが開設されています。

　公開されたトレーラーは、3月10日（水）にリリースされるベスト・アルバム『YUSAKU MATSUDA 1978-1987 MEMORIAL EDITION』のもので、アルバムは、31年前にリリースされたベスト・アルバム『YUSAKU MATSUDA 1978-1987』に、最新リマスタリングを施した音源を含めたCD2枚とDVDからなる3枚組ベスト・アルバムです。

　31年前、松田の百箇日法要後の1990年2月21日、音楽の“共犯者”でもある作曲家の梅林茂（元Ex）のプロデュースにより初のベスト・アルバム『YUSAKU MATSUDA 1978-1987』がリリースされ、その発売日当日にビクター青山スタジオにて、関係者のみで追悼シークレット・ライヴ〈YUSAKU MATSUDA SOUL VIBRATION〉が開催されました。アイ高野、新井英一、石橋凌、宇崎竜童、桑名正博、シーナ＆鮎川誠、Shy、ジョー山中、竹田和夫、仲野茂、原田芳雄、原田喧太、李世福などの盟友達が集まった特別なライヴで、当日の参加者の記憶によると、宴は午後から始まり、深夜まで行なわれたといいます。その貴重なライヴの模様を収めたビデオ・テープがビクター青山スタジオのアーカイヴ倉庫から発見され、今回初めて映像化されることとなりました。

　今回のベスト・アルバムには1987年に発売されたラスト･アルバム『D.F. Nuance Band』の一部の収録曲の未発表テイク3曲も収録。“ミュージシャン・松田優作”、“音楽人としての松田優作”の歌声が、未曽有の不安感に覆われた世情の今、再び蘇えり、世に問いかける作品ともいえます。