2021年1月に19歳となった
琴音が、10代最後となる2021年最初のリリースとして制作した、メロディと歌詞がその歌声を最大限引き出すベストマッチを追求した3部作の第2弾として、クラシック楽曲「シシリエンヌ」のフレーズを用いた「ひとりひとつ」を2月24日(水)より配信リリース。あわせて、同曲のミュージック・ビデオを公開しています。
第1弾
さだまさし「防人の詩」のカヴァーに続く同曲は、多くの人が聞き覚えのあるフレーズの「シシリエンヌ」を音楽プロデューサーチーム“
BUZZER BEATS”のSHIMIが大胆アレンジ。歌詞は独特の言葉センスで、うちに秘めた心情を切り取るシンガー・ソングライターの
山崎あおいが書き下ろしました。
同時公開されたMVでは、憧れる絵と自らも描こうと苦悩する画家の世界が交差する不思議な映像を展開。監督は、VFXを得意とする映像作家の窪田貴臣が手掛けており、配信ジャケットにもなった一輪花が劇中でもキー・ヴィジュアルとなっています。
[コメント]今回、歌い方を考えていく中で、少女のこじんまりとした雰囲気や純粋な気持ちで問いかけてくる様子がこの曲に合っていると感じました。
そして曲中、全体としては少女感を意識しながらも、時折大人になりかけているような少し影をもった部分を盛り込みました。
山崎あおいさんの疑問や俯瞰的なニュアンスを多く含む歌詞と合わせて、万物の美しさや温かさ、切なさや影の部分を感じて頂ければ幸いです。――琴音昨今、心が暗くなるような話題が続くなか、無理にでも明るくいようと気負ってしまう人も多いのではと思います。
しかし自然に生きる花や鳥がそうであるように、人もまた、ありのままの姿が十分に美しく、素晴らしいはずです。
ひとりひとつ持って生まれた自分の美しさに気付き、背負った荷物をそっと下ろしてあげられるような歌詞を目指し、制作いたしました。――山崎あおい