2005/06/03掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年は、庶民的なキューバ音楽の魅力を伝えた情感溢れる名盤
『ノクターン』の続編的作品
『ランド・オブ・ザ・サン』(写真)を発表し、静かに注目を集めているベテラン・ベーシスト、
チャーリー・ヘイデンですが、今年は、早くも新作が登場するようです! 内容は、彼のライフワークともいえる
“リベレイション・ミュージック・オーケストラ”名義の新作で、昨年結成された新生LMOの第1弾アルバムとなります! タイトルは
『ノット・イン・アワ・ネーム』(UCCV-1079 \2,548(税込))で8月24日発売予定。
LMOと言えば、チャーリー・ヘイデンの代表作であり、フリージャズの大名盤でもある、1969年に録音された
『リベレイション・ミュージック・オーケストラ』が有名ですが、今回は、その『リベレイション・ミュージック・オーケストラ』でもアレンジで重要な役割を担った鬼才ピアニスト&作編曲家の
カーラ・ブレイが久々に復帰し、全曲でアレンジを担当。これには往年のジャズ・ファンも大注目! 他にも、上記した名盤『ノクターン』でも印象的な名演を残した、ファンにはお馴染みのイグナシオ・ベロアなども参加し、ベテランと若手先鋭が混ざったメンバーもこれまた実に壮観! 音を想像するだけでワクワク! チャーリー・ヘイデン、久々の直球ジャズ・アルバムを楽しみに待ちましょう!
(メンバー)
チャーリー・ヘイデン(b)
カーラ・ブレイ(p,arr)
イグナシオ・ベロア(ds)
マイケル・ロドリゲス(tp)
ミゲル・ゼノン(as)
トニー・マラビー(ts)
(収録曲)
01.Not In Our Name
02.This Is Not America
03.Blue Authem
04.Amazing Grace
05.Goin’ Home
06.Throughout
07.Adagio(The Adagio For Strings)