1985年、細野晴臣プロデュースによりノンスタンダードレーベルよりデビューしたワールドスタンダードの記念すべき1stアルバム『World Standard』が、鈴木惣一朗（ワールドスタンダード）監修のリマスタリング音源のアナログ盤で3月24日（水）に再発されます。

　世界的なアナログブームと、アンビエントミュージック、ニューエイジブームも背景にあり、2020年9月にリリースされた、ワールドスタンダードのデモ音源を集めたLP『Asagao』（conatala record）に続くアナログ企画第2弾となるこのリイシュー企画は、今回も全世界同時発売。ロック、テクノからアンビエントまで幅広く取り込んだスタイリッシュ・ポップ・ユニット“ワールドスタンダードの音”が今、世界から注目されています。

　今作について鈴木は、「蓮の花で飾られたワールドスタンダードのファーストアルバムは、ずっとぼくの傍らにありました。今まで何枚もアルバムを作ってきましたが、いつも“蓮の花を越えられるだろうか？”と思っていました。そして今回、最新リマスタリングによるアナログ盤で蘇ったアルバムを聴き直し、歳月によって隔たれた、この時期にしか出来なかった音楽、今だからこそ出来る音楽を感じました。そのふたつがあってこそ、音楽を続けてきてよかったと、今、改めて思うのです。祝再生！ワールドスタンダード！！」とコメントしています。

　なお、2020年11月28日に発売した、ワールドスタンダード10年ぶり12枚目となるオリジナル・フル・アルバム『色彩音楽』リリース記念として、イラストと装丁の全てを手掛けた気鋭のイラストレイター / グラフィック・デザイナー、横山雄の作品展〈LuMia〉を東京・代官山 蔦屋書店 音楽フロア「Session:」にて3月31日（水）まで開催しています。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。