2020年、音楽番組『Love music』への出演、Spotifyで75万再生を超えるなど大注目の福岡の4人組バンド、
クレナズム が、3月24日(水)に新曲「酔生夢死」(スイセイムシ)を配信リリース。
バンド・シーンのみならずTikTokで#クレナズムで200万視聴されるなど、ティーンエージャーを中心にSNSを始め各所で注目されはじめているクレナズムは、2020年11月にリリースされた3rdミニ・アルバム『
eyes on you 』収録の「一人残らず睨みつけて」が音楽番組『Love music』の9月度オープニング・テーマに採用。同番組でのテレビ初パフォーマンスが話題となり、Twitterの検索ランキングにランクインしています。
2021年の動向を占う第1弾シングルとなる今作は、“要らない 知らない 今日はダメな日なんだ”イントロの耽美的なディレィが施されたギターのアルペジオと共に描かれる焦燥感に取りつかれた日々、一転、激しいディストーションによる歪んだギター・サウンドと共に演奏のテンションは最高潮に達し、不安でがんじがらめになりながらも生きよう、這い上がろうとする希望に満ち溢れたたポジティヴなメッセージ・ソング。アンセムとでも言うべき美しくもアグレッシヴなオルタナティヴ・チューンの名曲に仕上がっています。
先の見えないコロナ禍の閉塞感のもと、次々とライヴやイベントが中止になったり、2021年2月13日、ソールドアウトで迎えた初ワンマン・ライヴ〈〜tonkotsu fragrance〜〉当日に、会場となる18年間続いたライヴハウス福岡・Early Believersが閉店となるなど、大切な場所が失われたり、大好きなアーティストがその活動の足を止めてしまうなどの現状を目の当たりにして、この曲の作者でもあるギターのけんじろうは、一時、心のバランスを少し崩してしまったことがあり、そこから脱却した自らのエピソードをこの曲に昇華出来たことでまた一歩先に進めたと語っています。
タイトルの「酔生夢死」は、
森鴎外 の「妄想」という彼の死生観や思想が綴られた短編作品に出てくる熟語から引用した言葉とのこと。そして、ジャケットとMVにはSNSを中心に人気を博すアーティスト、雪下まゆによるポップさと毒っけが入り混じるアンニュイな表情の少女のイラストを使用しています。
また、クレナズムは、7月から九州全県(沖縄除く)対バン・ツアーで7公演を行う〈クレナズム九州全県ツアー 九州を繋ぐっちゃん!〉を開催。詳細は5月1日(土)に発表される予定です。
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