2005/06/08掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
高校生活最後の文化祭で、ひょんなことから
ブルーハーツをカヴァーすることなった、ヴォーカル不在のガールズ・バンド。そんな彼女たちがヴォーカルとして声をかけたのは、韓国からやってきた留学生。日本語すら不自由な彼女はメンバーから聴かされたブルーハーツの歌に感動しバンドへと参加する。本番まであと数日、彼女たちの奮闘が今始まった……ブルーハーツのコピー・バンドに挑む女子高校生4人の奮闘を描いた、
山下敦弘監督の映画『リンダ リンダ リンダ』が、シネセゾン渋谷ほかで今夏より全国で劇場公開される予定です。
バンドムービーとあって映画の核となるのは「音楽」。バンド・プロデュースを
ムーンライダーズの
白井良明が手掛けているほか、元
スマッシング・パンプキンズで現
ア・パーフェクト・サークルの
ジェイムス・イハが劇中のスコアを書き下ろしています。7月20日には、その劇中のスコアをフル収録した
オリジナル・サウンドトラック(UPCH-1425 \2,625(税込))のリリースが予定されており、また同日には、映画の主演4人が実際にバンドを結成したガールズ・バンド、
パーランマウムのデビュー・ミニ・アルバム
『we are PARAN MAUM』(UPCH-1426 \1,800(税込))もリリースされる予定です。
なお、このパーランマウムは韓国語で「青い心」つまり「ブルーハーツ」という意味。劇中で披露するブルーハーツのナンバーを新たにレコーディングして収録し、また松本隆が作詞を手掛け、
TRICERATOPSの和田唱と
THEイナズマ戦隊らが作曲をそれぞれ手掛けたオリジナル・ナンバーも3曲ほど収録する予定です。映画ともども、こちらにもご注目を!
≪「パーランマウム」メンバー≫
・ヴォーカル:ぺ・ドゥナ(『吠える犬は噛まない』)
・ギター:
香椎由宇(TVドラマ
『ウォーターボーイズ』)
・ドラム:
前田亜季(
『バトル・ロワイヤル』シリーズ)
・ベース:関根史織(ロック・バンド
Base Ball Bearのべーシスト)
●オリジナル・サウンドトラック(UPCH-1425 \2,625(税込))
(01) リンダ リンダ(パーランマウム)
(02) 僕の右手(パーランマウム)
(03) 終わらない歌(パーランマウム)
(04) 風来坊(湯川潮音)
(05) The Water is wide(湯川潮音)
(06) April Mirage(Base Ball Bear)
(07) SAYONARA-NOSTALGIA(Base Ball Bear)
(08)〜(21) ジェイムス・イハによる劇中スコア
●パーランマウム『we are PARAN MAUM』(UPCH-1426 \1,800(税込))
・リンダ リンダ
・僕の右手
・終わらない歌
・蒼い心(作詞:
松本隆)
・ビーズ細工
・ソンのバラード
*曲順未定