舞台からキャリアをスタートさせ、『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』や最近では大河ドラマ『青天を衝け』の大久保利通役として出演するほか、2017年より司会を担当している『題名のない音楽会』をはじめとする音楽番組や、ミュージカルやクラシックのアルバムを発表するなど音楽分野でも活躍している石丸幹二が、デビュー30周年を記念してオーケストラ・コンサートを開催。

　2020年にデビュー30周年を迎えたものの、新型ウィルス感染症拡大の影響で、無観客オンライン配信のみでのコンサートを実施していましたが、満を持して、有観客での30周年記念公演が2021年に開催決定。6月4日（金）の大阪 ザ・シンフォニーホール公演を皮切りに、東京、名古屋、広島、札幌と全国5ヵ所で公演が行なわれます。

　指揮は、これまで何度も石丸とタッグを組んできたマエストロ、円光寺雅彦。演奏は各公演地のオーケストラが担い、公演ごとに異なるゲストも。コンサートでは「オペラ座の怪人」「美女と野獣」などのミュージカルや映画のナンバーから「マイ・ウェイ」などの広く愛されるスタンダードナンバーまで、数々の名曲を存分に披露する予定です。

　大阪公演には石丸いわく「音楽番組でご一緒するたび、圧巻の歌唱力にノックアウト。いつか声を合わせたいとの念願が叶いました」という島津亜矢が、東京公演には「ミュージカル界屈指の歌い手たちとのコーラスで、名曲をたっぷりと」ということからミュージカル『パレード』で共演した石川禅、今井清隆、坂元健児が、名古屋公演には「相手役としてこれまで多彩な役柄を演じてくださってます。艶と張りを合わせ持つ歌声は、絶品」と語る笹本玲奈が、それぞれゲストに登場。広島公演には「誰もが認めるミュージカル界の永遠のプリンセス。その美しき姿と歌は、舞台を華やかに彩ります」と石丸が絶賛する花總まりが、札幌公演には「劇団時代からの同志とも言える実力派。お互いの俳優人生を力強く並走してきました」という濱田めぐみがゲストに参加。豪華なゲストのラインナップに石丸は「どの公演も素晴らしい豪華ゲストを迎えお届けいたします。皆さん、ぜひお近くの会場に聴きにいらしてください！」と力を込めたコメントを寄せています。

　チケットは4月17日（土）に一般発売となり、先行抽選の受付日程は近日発表されるとのこと。詳細はオフィシャル・サイトなどにてご確認ください。

　なお、公演に先立ち、6月2日（水）には2016年に行なわれたデビュー25周年記念オーケストラ・コンサートと2020年のオンライン・ライヴの模様を収録したBlu-ray & DVD『石丸幹二／ORCHESTRA CONCERT 2016 & ONLINE LIVE 2020』と、2010年発表の1stソロCDのリマスタリング再発盤や『グレン・グールド＆石丸幹二』も同時発売となります。