1978年「右向け右」でデビューし、「まちぶせ」「くるみ割り人形」などのヒット曲を持つ石川ひとみが、歌手活動43年目を迎える今年5月、初のライヴDVDをリリースすることが決定しました。

　70年代後半から80年代にかけて、アイドルとして大活躍をしていた石川ですが、その後B型肝炎を患い、一時期は第一線から退いていました。復帰後は活動のペースを落としながら、音楽活動やファミリー向けの活動、更には講演活動を続けてきました。

　そしてデビュー40周年となる2018年、実に35年ぶりとなるオリジナル・アルバム『わたしの毎日』を発表し、本格的に音楽活動へのカムバックを遂げ、コンサート、ライヴ活動も積極的に展開する運びとなりました。

　2020年はコロナの影響で、計画していたライヴのほとんどが中止となってしまいましたが、その間も歌うこと、そしてライヴをすることに対する強い思いは途切れることはありませんでした。そして2021年4月、そんな“うた”への思いを胸に、初の配信ライヴ〈石川ひとみ LIVE 『わたしの毎日』〉を開催。当時からのファン、そして新しいファンを大いに喜ばせました。今回のライヴDVDは、その配信ライヴ映像に加え、DVDのためだけに収録した4曲を追加収録した完全版で、心に響く、とても素敵な無観客ライヴ作品です。