2005/06/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
いよいよ7月2日の開催も迫ってきた、ライヴ・エイドの21世紀版とも言えるチャリティ・イベント“ライヴ・エイト(Live 8)”。
以前にご紹介した総勢60組以上にも及ぶ出演者たちに続き、なんと、あの
ピンク・フロイドが、
ロジャー・ウォーターズ、
デヴィッド・ギルモア、
ニック・メイスン、
リック・ライトによる編成で参加することなりました!
これは
ピンク・フロイドの公式HPにて先日発表されたもので、それによれば、イギリス・ロンドンのHyde Parkにて、先のメンバー4人で出演する予定とのこと。ロジャー・ウォーターズを含む編成でピンク・フロイドのライヴが行なわれるのは、20数年ぶりのことです。
ロジャー・ウォーターズは、80年代前半にバンドを去った後、残りのメンバーとのイザコザが取り沙汰されていましたが、メンバー4人が全員関与した2001年のベスト・アルバム
『エコーズ〜啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド』以降、そんな関係も軟化し始めており、2002年にはウォーターズが“今後共に活動を行なう可能性は高い”とも発言していました。今回の件に関してデヴィッド・ギルモアは、“多くの人が思うように、私もG8のリーダーに第三世界への援助を説得させたい。ロジャーとバンドとの過去のイザコザもこの問題に比べたら非常に小さいもの。この再結成がコンサートに注目を集める助けとなるなら行なう価値があると思ったのです”というコメントも発表しています。くしくも今年は75年の名作
『炎〜あなたがここにいてほしい〜』(写真)から30周年を迎える記念の年。多くの人が“あなたがここにいてほしい”と望んでいたことが実現されるだけに、当日はお見逃しのないように!