一青窈が、新曲「6分」を4月22日(木)に配信リリース。あわせて、希少疾患の取り組みに寄り添うドキュメンタリー・ミュージック・ビデオを公開しています。
「6分」は、ヤンセンファーマ社が新たに開始する、難病指定されるPAH(肺動脈性肺高血圧症)の疾患認知の向上と、患者の孤立や悩みの軽減を目的にした啓発プロジェクト“6 minutes together”のために書き下ろされた新曲。
ヒトが生きるためには、きちんと“呼吸”をして“大気中の酸素”を肺から体の中に取り込む必要がありますが、“呼吸”するだけでは体の中に酸素は取り込めず、“肺から取り込んだ酸素”を心臓に一度戻して、さらに全身に送っています。心臓から肺に血液を送るための血管“肺動脈”の血圧が異常に上昇するのがPAH(肺動脈性肺高血圧症)という国が指定する難病で、軽い運動でも息苦しさや疲れやすさなどの症状が出て、病気が進行すると、安静にしていても呼吸困難などの症状があらわれます。この難病の患者が診断や治療経過観察で受ける検査のひとつに、ひとりで息苦しさを感じながら6分間で歩く“6分間歩行検査”があります。(6分間歩行検査は、PAHや慢性呼吸器疾患、心疾患などの患者が受ける検査の1つ)
PAH患者がひとりで息苦しさと闘いながら歩く“6分間”に優しく寄り添う一青窈の新曲「6分」。作詞は一青窈、作曲は代表曲「
ハナミズキ」を共に生み出した盟友
マシコタツロウ、そして今注目のサウンドプロデューサー・トオミヨウがアレンジを担当しています。
「6分」楽曲制作に際して、一青窈はPAHの患者にオンライン・インタビューを敢行し、病気を自分なりに受け止めて、患者の気持ちや苦しみの理解に務めてから、楽曲制作に着手。ミュージック・ビデオは、その様子を垣間見ることが出来るドキュメンタリー仕立てとなっています。
このプロジェクトのオリジナル・ソングとして、患者さんの“6分”を支える気持ちで制作した一青窈は「PAH(肺動脈性肺高血圧症)という病気の患者さんが検査の一つとして“6分間歩行検査”というものを受けるのを知り、私、一青窈は文字通り〈6分〉という曲を創りました。この歌が次の一歩を踏み出そうとしている人に寄り添えるなら嬉しいです」とコメントを寄せています。