高視聴率を記録したフジテレビ系月9ドラマ『イチケイのカラス』の初回放送(4月5日)にて、事前の告知は一切なく、突然流れた主題歌「Starlight」とエンドロールにてクレジットされていた謎のユニット“WGB”がSNS上では話題を呼んでいましたが、その正体が
和楽器バンドと判明しました。
WGBの正体は誰だ?との論争に、ドラマの出演者であり、歌唱力に定評のある
黒木華やCDデビューもしている
水谷果穂という説や、新人アーティスト説と並んで、WGB=WaGakkiBandだから、和楽器バンドでは?という憶測も出る中、ついに正式発表された和楽器バンド。なぜバンド名を伏せて、主題歌を提供したのかという理由について和楽器バンドは、「ドラマの世界観を最大限に際立たせるイメージに寄り添った楽曲制作を心がけて出来上がった楽曲がこの『Starlight』です。(中略)この『Starlight』は、せっかく多くの方に聴いていただける可能性があるのだから、先入観なく、純粋に曲を聴いて欲しい。ドラマの中で、この曲がスッと心に染みていくのが望ましい。そう思いました。(中略)まずはこの〈Starlight〉という楽曲を純粋に受け止めてほしい。という思いが芽生え、あえてバンド名を出さないという決断をさせて頂きました」とコメントしています。
また、主演を務める
竹野内豊は「今回、和楽器バンドさんが作って下さった〈Starlight〉という楽曲を初めて聴いたのが、撮影終盤の頃でした。スタッフから“できましたよ!”と言われ、イチケイメンバー全員でスタジオ前の部屋で聴いていたのですが、サビに行く途中で“収録再開します!”と呼ばれてしまい、中途半端な形でスタジオにみんなで戻りました。ただ、それだけしか聴いていないのに、頭にメロディが残っていて、しばらくみんなで口ずさんでいました。それは、和楽器バンドさんが作って下さった楽曲の強さなのかなと思います」と語っています。
3話が終了して、いずれも高視聴率を記録し、春ドラマの満足度ランキングでも1位を獲得している『イチケイのカラス』ですが、4月26日(月)放送の第4話には、坂間(黒木華)の妹役として
馬場ふみかがゲスト出演。また、女性弁護士・青山瑞希(あおやま・みずき)を演じる
板谷由夏も4話から出演し、みちお(竹野内豊)の過去を知るキーパーソンとして今後の物語に大きく関わっていきます。
第4話は、坂間の妹・絵真(えま / 馬場ふみか)が、坂間が暮らす部屋へ突然押しかけてくるシーンから幕開け。ひょんなことから同じ裁判官官舎に住むみちおも合流し、絵真はみちおと意気投合し、みちおは坂間が担当する裁判の傍聴を絵真に提案。
小日向文世演じるイチケイの部長・駒沢義男が合議制で扱いたいと持ってきたのは、坂間にとって初めての少年事件。合議制で裁判長を務めた経験のない坂間にはかなりの重責となる中、絵真が坂間を訪ねてきた本当の理由やみちおの過去が浮かび上がってきて……徐々に動き出す物語と、みちおの信念に触れ、裁判官としての在り方が変化していく坂間の様子に目が離せない展開となります。
[コメント]今回、「イチケイのカラス」の主題歌を担当させていただけるという貴重な機会を頂き、ドラマ制作の皆様から主題歌のイメージを直接お聞きし、何度も何度もやり取りを重ね、ドラマの世界観を最大限に際立たせるイメージに寄り添った楽曲制作を心がけて出来上がった楽曲がこの「Starlight」です。
「Starlight」は、今までの和楽器バンドサウンドとは異なり、和楽器の音色を取り入れながらもデジタルサウンドとミクスチャーさせ、打ち込みとバンドサウンドの融合に絶妙なエッセンスとして和楽器の音色を聴かせており、またボーカルも今までに無く自然体、ナチュラルな歌い方で臨み、これこそ和楽器バンドにしかできない音楽になったと自負しております。間奏のピアノとギターとの掛け合いも初の試みで必聴です。
今までの和楽器バンドサウンドには無かった新たなジャンルにトライし、新しい和楽器バンドサウンドの誕生となりました。
この曲が出来上がった時に、ふと思ったのです…
この「Starlight」は、せっかく多くの方に聴いていただける可能性があるのだから、先入観なく、純粋に曲を聴いて欲しい。
ドラマの中で、この曲がスッと心に染みていくのが望ましい。そう思いました。
私達のバンド名“和楽器バンド”はシンプルで且つインパクトがあるネーミングなだけに、どうしても“和楽器”というイメージを強力に印象付けてしまう為、私達の音楽性に対して偏った先入観や固定概念を持たれている方々が沢山いらっしゃるのではと思っていました。
そこで、今回主題歌としてお話をいただいた月9ドラマで、そういった私達の事をまだまだ知らない方々に、まずはこの「Starlight」という楽曲を純粋に受け止めてほしい。そして、その上で『私達の多岐に渡る音楽性やアーティスト像をしっかりと知っていただきたい!』という思いが芽生え、あえてバンド名を出さないという決断をさせて頂きました。
この楽曲が「イチケイのカラス」の主題歌として流れた時にドラマ視聴者の方々はどの様に反応するのであろう?
それを私達は見たかったし好奇心もあったのです…笑
月9の主題歌のアーティスト名を隠すという異例のことに、フジテレビの皆さんは当然驚かれていましたが、私達の気持ちを快く受け入れてくださり、今回このような形の発表とさせて頂きました。
これがアーティスト名をWGBにした理由です。
結構、バレていましたけどね・・・笑
ドラマ「イチケイのカラス」とのご縁と共に主題歌である「Starlight」も是非お聴き頂いて、
私達の新たな一面を感じていただけたら、これほど幸せなことはありません。
これからも応援よろしくお願いします。――WGB(和楽器バンド)今回、和楽器バンドさんが作って下さった「Starlight」という楽曲を
初めて聴いたのが、撮影終盤の頃でした。
スタッフから「できましたよ!」と言われ、イチケイメンバー全員で
スタジオ前の部屋で聴いていたのですが、
サビに行く途中で「収録再開します!」と呼ばれてしまい、
中途半端な形でスタジオにみんなで戻りました。
ただ、それだけしか聴いていないのに、頭にメロディが残っていて、
しばらくみんなで口ずさんでいました。
それは、和楽器バンドさんが作って下さった楽曲の強さなのかなと思います。
先行き不安な今の時代に、一筋の光明が差し込むような、
そんな前向きな気持ちになれる素敵な曲です。
新たな明るい未来のために、真実を追い求めるイチケイメンバーたちの想いを
音楽という別の形で届けてくださる「Starlight」。
ぜひ聴いて頂ければと思います!――竹野内豊