〈第35回童謡こどもの歌コンクール〉で史上最年少銀賞を受賞し、SNSを通じて大ブレイク中の、ののちゃん（村方乃々佳）が、5月26日（水）に発売するるソロ・アルバム『ののちゃん 2さい こどもうた』から「ねこふんじゃった」と「いぬのおまわりさん」のレコーディングの様子をMVとしてYouTubeで公開。各種サイトでの楽曲試聴配信も開始しています。

　近年のレコーディングでは、ヘッドフォンでカラオケを聴きながら歌を録音することがメジャーな手法とされていますが、今回ののちゃんは同時録音（以下、同録）という手法で「いぬのおまわりさん」と「ねこふんじゃった」のレコーディングに挑戦。同録とは、歌手と演奏者が「せーの！」と歌と演奏を同時に録音するというもの。誰か一人でもミスをすれば最初からすべてやり直しになってしまうため、歌唱力・演奏力・集中力が伴っていないと不可能な方法です。ののちゃんはヘッドフォンが使えず、しかも歌の表現でテンポが揺れるのでクリックも使えないため、ののちゃんの歌の魅力を生かすのは同録が最も適切であると、2歳の録音としてはおそらく世界初と思える手法に踏み切りました。

　「いぬのおまわりさん」のレコーディングでは、初対面の大人のミュージシャンたちに囲まれ、少し緊張の表情を見せながらも、ののちゃんは持ち前の抜群の歌唱力と2歳とは思えない集中力を発揮。「泣いてばかりいるこねこちゃん」のことを考えて泣きそうになってしまうほど歌の世界に入り込みながら歌うその姿に、大人の演奏者が「絶対にミスしてはならない」と緊張してしまうほど完璧に歌い上げました。録音スタッフは「まさに奇跡のような録音」と感想を述べています。

　また、「ねこふんじゃった」では、「ねこふんじゃった」奏者としても著名なピアニストの小原孝との共演にてピアノとの同録を行いました。小さな体を揺らして歌う愛らしい姿はもちろん、大きなピアノのまわりを駆け回ったり下をくぐってみたりと天真爛漫な様子や、ヘアセットやお人形遊びをするオフショットなどを収録。このレコーディング時の映像を、担当ディレクターが自身のSNSに限定アップロードしたところ、同録に参加した演奏者の面々や各方面からの絶賛のコメントが続々と到着したとのことです。

　また、4月28日（水）より、1stソロ・アルバム『ののちゃん2さい こどもうた』の楽曲試聴も解禁。童謡の金字塔「ぞうさん」や、保育園・幼稚園で人気のあそびうた「おべんとバス」、ののちゃんと大好きなおかあさんとの会話を収録した心あたたまる「大きくなったら なんになろう？」などの本編10曲を発売より一足お先にお届け。ののちゃんアーティストページより試聴が可能です。

Photo by 熊谷絵美