魔性の女カルメンとホセの破滅的な愛がドラマティックに描かれるビゼーのオペラ『カルメン』が、7月3日(土)から19日(月・祝)まで、東京・新国立劇場 オペラパレスで上演されます。新たに制作されるこのオペラの演出を担当するのは、バルセロナオリンピックの開会式や、世界各地で上演された多くのオペラを手がけてきたアレックス・オリエ。オリエは、2019年に新国立劇場と東京文化会館が共同制作し絶賛された『トゥーランドット』も演出しています。
指揮は2019年の『トゥーランドット』でもタッグを組んだ
大野和士。カルメン役にフランス出身で新国立劇場初登場となるステファニー・ドゥストラック、ドン・ホセ役にロシア出身でピアニスト・作曲家・指揮者としても活躍するミグラン・アガザニアンを迎え、オリエはカルメンを現代的で知的な女性と捉えた現代に通じる愛の悲劇としてドラマを再構築します。
また、7月31日(土)と8月1日(日)には提携公演として滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールでも上演されます。