4月に3rdアルバム『SUPERMARKET』を冠したワンマン・ライヴを成功させるほか、好評を博しているデジタル・シングル「Kirakira」や、冨田ラホ゛の配信シングル「MAP for LOVE」にヴォーカル参加するなど話題にこと欠かないシンガー・ソングライターの藤原さくらが、5月18日（火）に「君は天然色」を配信リリース。併せて、ジャケット・アートワークも公開しています。

　「君は天然色」は、1981年にアルバム『A LONG VACATION』と同日発売となった大滝詠一のシングル曲で、これまでも多くのアーティストにカヴァーされ、CMソングとしても起用されてきた大滝の代表曲の一つ。藤原によるカヴァーは、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」のCMにて“想い出はモノクローム 色を点けてくれ”というフレーズを歌う印象的な声が話題となっています。

　藤原版「君は天然色」のアレンジャーには、「Kirakira」に引き続いてAPOGEEの永野亮を迎え、普遍的なメロディに藤原の優しい歌声が乗る、夏の訪れに触れたような晴れやかなポップスに。大滝のオリジナルから40年を経てもなお愛され続ける楽曲に、新たな息吹をもたらしています。

　ジャケット・アートワークは、大滝の『A LONG VACATION』や「君は天然色」のジャケットのイラストを手掛けている永井博の作品を使用。1981年に発売された「君は天然色」のレコードジャケットにはなかった青空と生い茂る木々を新たに描き加えた作品を、オリジナル作品へのリスペクトを込めて大滝のスタッフと永井に打診して快諾されたもので、トロピカルなイラストレーションがさらに楽曲を彩り鮮やかにし、まさに世代を越えたコラボレーションが実現したといえる作品に仕上がっています。

　配信リリースと同時に、藤原さくらのYouTubeオフィシャルチャンネルにて「君は天然色」が試聴できるティザー映像を公開。また、藤原は5月18日（火）放送のNHK総合『うたコン』（19:57〜）の番組内にて、「君は天然色」と「Kirakira」の2曲を地上波TVで初パフォーマンスします。

　ダイハツ「ムーヴ キャンバス」のCMに藤原版「君は天然色」を起用したクリエイティヴディレクターの麻生哲朗は、「今この瞬間のようないつかの思い出のような。すぐ近くのようなすこし遠くのような。ため息のような深呼吸のような。とある女性の、たった一枚の10数秒の短いシーンを、淡く輝く空気で満たしてくれた歌声に感謝しています。この歌声を聴きながら、次のロケーションをまた探します」とコメント。

　一方、藤原は「大滝詠一さん、松本隆さんの名曲を永野亮さんの華やかで素敵なアレンジに乗せて、楽しんで歌わせていただきました！完成した時、スタッフの4歳のお子さんが隣でこの曲を聴いてくれたので〈どうでしょうか？〉と聞いてみたら、〈なんかね、踊りたくなった！〉と一言。音楽は、気付いたら一瞬で時代を超えていて繋がれるものだなぁと、だから私は音楽が好きだなぁと、改めてこの曲の持つパワーに元気をもらえました」「CMでお世話になった皆様、今回のカヴァーを快く快諾してくださったナイアガラレーベルの皆様、ずっと大好きだった永井博さんイラストのジャケット、沢山の力をお借りして大好きな曲のカヴァーを今回リリースできて感無量です！今まで通りとはいかない生活が未だ続いていますが、皆さんの生活に少しでも色をつけることができますように」とメッセージを寄せています。