大阪万博が開催された1970年に放送を開始、2020年に放送開始50周年を迎えた音楽バラエティ番組『ステージ101』。それを記念して、『ステージ101』にまつわる音源を集大成した5枚組CDボックスセット『ステージ101 GO!』が2021年5月20日(木)に発売。
『ステージ101』は、1970年1月〜1974年3月にかけて約180回にわたって放送。40名ほどの若い男女によって結成された“ヤング101”が歌い踊る斬新な内容に全国の若者が魅了され、好評を博しました。音楽監督を務めた
中村八大、
東海林修、
宮川泰らの手による当時流行の洋楽テイストをいち早く取り入れたクオリティの高いアレンジで、洋邦のカヴァー曲だけでなく「涙をこえて」や「怪獣のバラード」といった番組発のオリジナルソングも人気となり、当時は合唱祭などでもさかんに歌われ、楽譜の申し込みも殺到したとのこと。また、
太田裕美、
谷山浩子、
田中星児、そして作曲家の
芹澤廣明ら現在も第一線で活躍している多くの才能をヤング101が輩出していることでもよく知られ、その歌声を収めたLPレコードも当時20作リリースされています。
このCDボックスセット『ステージ101 GO!』は、レコード音源(70曲)、メンバーのソロによるレコード音源(16曲)、そして今回初出しとなるお宝の放送音源(43曲)を選曲、5枚のディスクに全135トラック(129曲+6ナレーション)を収録しています。当時番組を熱心に視聴していたという方はもちろん、リアルタイムで視聴できなかったものの、ソフト・ロックをはじめとするこの時代の音楽に興味を持つ若い世代の方にもぜひ聴いてもらいたい決定版ボックスセットです。