ドレイクにその才能を見出され、
ジェイムス・ブレイクもその歌声に一瞬で虜になったというカナダはトロントのシンガー・ソングライター、
ムスタファ(MUSTAFA)が、5月28日(金)にリリースするデビュー・アルバム『
When Smoke Rises』から新曲「The Hearse」をリリース。自身が監督を務め、キング・ビー・プロダクションが制作したミュージック・ビデオが公開されています。
トロントのリージェント・パークで荒れた思春期を送り、詩人としてそのキャリアをスタートさせたムスタファはアフリカや地元の貧困をテーマにした詩で注目を集め、ポエトリー・リーディングやドキュメンタリー制作活動を行なうも、友人たちの不運な死をきっかけに都市のコミュニティに住む若い黒人たちの語られざる非情な人生を伝えるためにシンガー・ソングライターに転身。
ジョニ・ミッチェル、
ボブ・ディラン、そして
リッチー・ヘブンスに感銘を受け、共感覚の手段として自らの歌唱スタイルを磨いていきました。2020年にはその才能に強烈に魅了されたというジェイムス・ブレイクがプロデュースを買って出た「Stay Alive」でデビュー。瞬く間に注目の新人として世界各誌を賑わせました。
みずからの音楽をインナー・シティ・フォーク・ミュージックと銘打ち、今回完成したアルバムにはジェイムス・ブレイクのほか、
ジェイミーxx、
サンファ、
BADBADNOTGOODの元メンバーであるマシュー・タヴァレスら豪華アーティストが参加。
フランク・オーシャン、
カニエ・ウェストから
トラヴィス・スコットまで手がけるヒットメイカー、フランク・デュークスをプロデューサーに迎えています。
Photo by Dexter Navy