世界三大コンクールのひとつといわれるエリザベート王妃国際音楽コンクールがベルギー・ブリュッセルで開催され、ピアノ部門の3位に
務川慧悟、4位に
阪田知樹(写真)がそれぞれ入賞しました。6月8日(火)には現地で入賞者コンサートが開催されます。
エリザベート王妃国際音楽コンクールは、ベルギーの元王妃エリザベートの名前を冠して1951年に創設され、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽の4部門にわたり毎年1部門ずつ開催されています。今回のピアノ部門は新型コロナウイルス感染拡大により1年延期で5月3日から29日まで行なわれ、決勝進出者を例年の12人から6人に絞り無観客で実施されるなどの対応がとられました。
審査員長はジル・ルデュール、
エリソ・ヴィルサラーゼをはじめとする世界で活躍するピアニストが審査員に名を連ねています。
阪田知樹は入賞について「これまで世界的に優れたピアニストを輩出してきた〈エリザベート王妃国際コンクール〉に、デビューから10年を経て挑んだことはこの先のピアニスト人生での大きな糧となります。これからも芸術家として、より一層研鑽を積んでまいります。このたびはたくさんの方々に応援していただき、ありがとうございました」とのコメントを寄せています。