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ピクサー最新作『あの夏のルカ』、日本版エンドソングにsuisが歌う井上陽水「少年時代」が決定

ヨルシカ   2021/06/01 13:14掲載
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ピクサー最新作『あの夏のルカ』、日本版エンドソングにsuisが歌う井上陽水「少年時代」が決定
 6月18日(金)に日米同時公開されるディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』の日本版エンドソングに、ヨルシカのヴォーカルsuisが歌う井上陽水の「少年時代」が決定。あわせて、同曲を使用した特別映像が公開されています。

 『あの夏のルカ』は、北イタリアの港町ポルト・ロッソを舞台に、人間に知られてはいけない秘密を抱えた“シー・モンスター”の少年ルカの冒険を描いた物語。絶対に行ってはいけないと禁じられている人間の世界への憧れを抑えきれず、親友のアルベルトと共に“海の世界”を後にしたルカが、体が水に濡れるとシー・モンスターに戻ってしまうという秘密を抱えながら、海と陸とに分断されてきた2つの世界に大事件を巻き起こす“ひと夏の奇跡”が描かれています。

 そんな本作の日本版エンドソングは、幼い頃の夏を思い出すような井上陽水の名曲「少年時代」(1990年 / 作詞・井上陽水 / 作曲・井上陽水、平井夏美)で、歌唱を務めるのは、3rdアルバム『盗作』では各ストリーミング・サイト及びダウンロード・サイトでランキング1位を獲得、サイトカテゴリー別を含め18冠を達成するなど人気を集めるヨルシカのヴォーカリスト、suis。ヨルシカは、第34回日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーティスト[邦楽]を受賞、長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』でも主題歌を務めましたが、suisとしては今回が初の単独名義としての参加となります。

 日本版エンドソングを担当することが決まった時の心境についてsuisは「とても光栄に思うと同時に、子どもの頃のようなわくわくを感じ、『今年の夏休みは去年とは違うことをしよう!』と浮足立つ小学生のような気持ちでした」と喜びを表現。

 また、音楽界のレジェンドの井上陽水の楽曲について「少年時代の歌詞では特に『私の心は夏模様』のフレーズが大好きです。心は時に夏模様になるものではありますが、この一言で一気に夏に手を引っ張られてしまいます。(実際に歌ってみて)アレンジの没入感にも助けられて、少年たちの世界へとトリップできた気がします」と明かしています。監督を務めたエンリコ・カサローザも「この曲は、(『あの夏のルカ』のように)あの夏の日へのノスタルジアを呼び起こしてくれるので、とても気に入っている曲なんです。suisの声はとても美しく、透明感のある声で感情を伝えてくれています」と絶賛するように、憧れの“人間の世界”へと飛び出したいと思う純粋なルカとアルベルトの気持ちを代弁するかのような心に響く透明感溢れる優しい歌声をsuisが披露しています。

 また、日本好きのカサローザ監督の熱烈なオファーもあり、作詞・作曲、演奏、アレンジ、レコーディング、ミキシングまでを一人で手掛ける天才音楽家、トクマルシューゴがミュージックプロデューサーとして参加。“あの夏のルカ ver.”としてアレンジを担当しています。アレンジについてもカサローザ監督は「私の大好きな日本のアーティストのシューゴトクマルが、美しく、何事にも束縛されないような自由な雰囲気のアレンジを与えてくれました」と絶賛しています。

 公開された特別映像では、ルカとアルベルトが人間の世界で巻き起こすひと夏の冒険を後押しするように、「少年時代(あの夏のルカ ver.)」が初披露されます。suisは、「夏というものは、多くの人に平等に降り注ぎます。ルカたちの夏、それから皆さまそれぞれの夏を感じていただけたら嬉しいです」とコメントしています。

[suis コメント(Q&A)]
Q. 日本版エンドソングを担当すると決定した時のお気持ちを教えて下さい。
A. とても光栄に思うと同時に、子どもの頃のようなわくわくを感じ、「今年の夏休みは去年とは違うことをしよう!」と浮足立つ小学生のような気持ちでした。

Q. 初めて「少年時代(あの夏のルカ ver.)」のアレンジを聞いた時の感想を教えて下さい。
A. まさに思い出の中にいるような臨場感にドキドキしました。潮の香りと星の瞬き、重たいオールを漕いで行った先に何か初めての景色を見るような、思い出だけれど夢の中…というような。不思議な情景を感じました。

Q. 「少年時代(あの夏のルカ ver.)」が流れる今回の特別映像をご覧になっていかがでしたか?
A. 嬉しいです。もしかしたらまだ実感が湧いていないかもしれません。本編を観るのがとても楽しみです。

Q. ルカとアルベルトは人間に恐れられているシー・モンスターでありながら、その人間の世界へ行ってみたいという好奇心が旺盛なキャラクターです。suisさんもこの2人のように覗いてみたい新しい世界はありますか?
A. 私は人間ですが、逆にシー・モンスターになって海の世界に行ってみたいです。海の生き物と一緒に泳いだり、ウミウシを眺めて一日を過ごしたり、なにより泳ぎ回りながら歌を歌うことができたら最高に幸せだろうなと憧れます。

Q. 本作ではルカとアルベルトの友情が描かれておりますが、suisさんにとって自分を変えてくれた友人はいらっしゃいますか?
A. 美しい友人がいます。「お前の好きそうな道を見つけた」と住宅街の寂れた裏道を案内してくれたことがありました。その時私はどうにも彼女の隣を歩く気になれず、背中を眺めて歩く時間がひどく幸福だったのを覚えています。彼女は人間の美しさを体現したような人で、当時の私の濁った価値観の全てを変えてくれました。

Q. 今までの人生の中で印象に残っている夏の思い出はありますか?
A. 人生のすべての夏を総括して、夏の思い出という概念が生きています。特定のエピソードはほとんど覚えておりませんが、おそらくいつも汗をかいたこと、目の前がじわじわとすること、草と水と太陽がそばにいるということを思い出せます。

Q. 『あの夏のルカ』を観て、この曲を聴くたくさんの方にメッセージをお願いします。
A. 夏というものは、多くの人に平等に降り注ぎます。ルカたちの夏、それから皆さまそれぞれの夏を感じていただけたら嬉しいです。
とても光栄に思うと同時に、子どもの頃のようなわくわくを感じ、「今年の夏休みは去年とは違うことをしよう!」と浮足立つ小学生のような気持ちでした。



[エンリコ・カサローザ監督 コメント]
この曲を聴いて、本当に感動しています。「少年時代」のカバーなのですが、ふたりのとても素晴らしい音楽アーティストのコラボなんです。ひとりは私の大好きな日本のアーティスト、シューゴトクマルで、この曲に美しく、何事にも束縛されないような自由な雰囲気のアレンジを与えてくれました。歌を歌ってくれているのはsuisといって、ヨルシカのボーカル。とても美しく、透明感のある声で感情を伝えてくれています。この曲は、あの夏の日へのノスタルジアを呼び起こしてくれるので、私もとても気に入っている曲なんです。この曲には時代を超えた、本質的なものがあると感じています。1950年代、60年代のイタリアを描いた『あの夏のルカ』によく似合っています。子供のころの夏の日へのノスタルジアを感じさせてくれます。日本のファンの皆さんも、この映画と、新しいアレンジでお贈りする「少年時代(あの夏のルカ ver.)」とともに楽しんでください。皆さんとこの夏の日々を過ごせることを楽しみにしています。

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『あの夏のルカ』
2021年6月18日(金)よりディズニープラスで独占配信開始
www.disney.co.jp/movie/luca.html
配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
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