2021年のアカデミー賞国際長編映画賞を見事受賞し、話題沸騰中の
マッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』が、9月3日(金)より東京・新宿武蔵野館、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、東京・渋谷シネクイントほかにて全国公開。本予告映像が公開されています。
本作は、2020年第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、第78回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされたほか、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭、第74回英国アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、外国語作品賞の4部門にノミネートを果たし外国語作品賞を受賞。そして第93回アカデミー賞にて監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、見事国際長編映画賞を受賞するなど世界中で数多の映画賞を総なめにしており、「公開が待ちきれない!」「大傑作の予感しかない!」と映画ファンから期待の声が多数寄せられています。
2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『
偽りなき者』の
トマス・ヴィンターベア監督と、“北欧の至宝”マッツの待望の再タッグが実現した本作。2022年7月29日に全米公開予定の
ハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作や、2022年公開予定の『ファンタスティック・ビースト3』など、話題の超大作への出演が相次ぎ、今や最も注目すべき“イケオジ”俳優の筆頭となったマッツが、「マッツ最高の演技」(INDIEWIRE誌)など各誌絶賛するほど、マッツ史上最高のパフォーマンスを披露しています。
このたび公開された予告編では、ミッドライフ・クライシス(中年期危機)真っ盛りとも呼ぶべきパッとしない日々を過ごしていたマッツ・ミケルセン演じる冴えない高校教師とその同僚3人が、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するためとんでもない実験に取り組むことになるところから始まります。仕事中でもお構いなしに酒を飲み常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていきます。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていきますが、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になり……。彼らが実験の先に見た大切なものとは? また、幼い頃から体操選手として訓練を受け、のちにバレエアカデミーでダンスを学んだという経歴をもつマッツ・ミケルセンが披露するダンス・シーンは圧巻。ラストは、アカデミー賞授賞式で監督がスピーチで語った「人生を祝福する映画を作りたかった」という言葉そのものの、人生に祝杯をあげたくなるようなすがすがしいカットで締めくくられています。
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