5月に第1弾として
キリル・ペトレンコ指揮『
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」』をリリースした独バイエルン国立歌劇場の自主レーベルが、第2弾として2019年12月に上演された
コルンゴルトの歌劇『死の都』をDVDとBlu-rayで7月23日(金)に発売します。日本語字幕付き。
ヨナス・カウフマンと
マルリス・ペーターゼンが主役を務め、キリル・ペトレンコが指揮したこの公演は、観客とメディアに大絶賛されました。
コルンゴルトが23歳だった1920年に発表した『死の都』は、ベルギーの古都ブルージュを舞台に、妻のマリーを亡くしたパウルが、街でマリーによく似たマリエッタと出会い、次第に夢と現実の境が曖昧になっていくというストーリー。狂気すれすれの迫真の歌唱を聴かせるパウル役のカウフマン、マリエッタとマリーの幻想を演じたペーターゼン、そして彼らをとりまく歌手たちの見事な歌唱が聴きどころです。
バイエルン国立歌劇場の自主レーベルは今後、
バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
コルネリウス・マイスター指揮の「アブラハムセン:歌劇《雪の女王》」、アレフティナ・ヨッフェ指揮の「ストラヴィンスキー:歌劇『マヴラ』」と「チャイコフスキー:歌劇『イオランタ』」、マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)
ウラディーミル・ユロフスキ指揮の「リヒャルト・シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』」などの映像作品の発売を予定しています。
Photo by Wilfried Hoesl