ブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』が、7月30日(金)より全国ロードショー。本編の冒頭映像が公開されています。
トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルを映画化した本作。FOX NEWS、バラエティ紙、タイム誌など全米の名だたるマスコミがこぞって“今年最も観たい映画”に挙げ、はやくもアカデミー賞最有力とのレビューが出るなど、全米大ヒット間違いなしと話題の本作が、ついにこの夏日本でも公開されます。
メガフォンを取ったのは、キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『
クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。傑作舞台に、映画ならではのスケールとカラフルな映像美、そして今日の世界の社会情勢を反映した大胆なアレンジを加え、新たなミュージカルの名作映画が誕生しました。若者たちの夢と、逆境に立ち向かう街の人々の絆を乗せた歌と圧巻のスケールのダンス。ニューヨークの片隅の街から今の世界に響き渡る歌と熱い夢が魂を揺さぶる、感動のミュージカルとなっています。
歌手の
アリアナ・グランデや俳優の
ヒュー・ジャックマンもSNSで大絶賛のコメントを投稿し、「新旧の偉大なミュージカル映画を想起させつつ、このジャンルの大きな飛躍を感じさせてくれる」「オスカー間違いなし」など、公開前からすでに絶賛評で埋め尽くされていた本作。6月11日に全米の3456スクリーンで公開し11日〜13日までの3日間で11,405,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、大ヒットを記録。ジョン・M・チュウ監督にとって『クレイジー・リッチ!』に続く大ヒットとなっています。全米公開を経て米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでは一般の観客のレビューも多く上がっているなか、驚異の96%フレッシュを記録。全米でのロングランヒットおよび、今後続々と公開となるヨーロッパ・アジアの世界各国での大ヒット・スタートが期待されています。
この度、本作の本編映像を初公開。映画と同じタイトルのテーマ曲「イン・ザ・ハイツ」が流れるオープニング・ダンス・シーンは、米ニューヨークの片隅にある街で主人公ウスナビ(
アンソニー・ラモス)が朝、家から出て自身がオーナーを務めるコンビニへ向かう様子からスタート。実際にニューヨークのはずれに存在する街「ワシントン・ハイツ」は音楽が街のそこかしこで流れている賑やかな街ですが、このシーンでも街は軽快なリズムと音楽に溢れています。続いてウスナビに挨拶するピラグア・ガイは「イン・ザ・ハイツ」の生みの親リン=マニュエル・ミランダ。さらに、ワシントン・ハイツの皆のお母さんのような存在のアブエラ(オルガ・メレディス)、街のタクシー会社で働くベニー(コーリー・ホーキンズ)、ウスナビが密かに想いを寄せるヴァネッサ(メリッサ・バレラ)など登場人物が次々とコンビニへ訪れます。そこでは街の人々が夢を追ってこの街へはるばるやってきたもののそれぞれ色んな問題を抱えていること、また街自体が大きな危機を迎えていることが描かれています。500人以上のダンサー・エキストラを稼働し撮影された、ワシントン・ハイツの路上で繰り広げられる躍動感あふれる群舞シーンは圧巻。移民である住人達が居場所を追われる危機にあるなかで発する「何度でも立ち上がる」という力強いメッセージは、彼らの絆を感じさせ、胸を打ちます。リン=マニュエル・ミランダが今も住む絆深い街「ワシントン・ハイツ」――実際の撮影でも多くの住民たちがこのダンス・シーンの撮影に参加しました。逆境に立ち向かいながら生きる人々の力強い魂の叫びを乗せたオープニング・ナンバーから幕を開け、物語がどのように展開するのか期待させる本編映像となっています。
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