ピンク・フロイド(Pink Floyd)が1971年8月に行なった初の来日公演から、日本初の野外ロック・フェスティヴァル〈箱根アフロディーテ〉に出演した際の映像が半世紀ぶりに発掘。その貴重な映像を収録するBlu-rayが付いたアルバム『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』が2021年8月4日(水)に発売されます。日本独自企画の完全生産限定盤です。
『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』は、1970年のアルバム『
原子心母』のCDと、〈箱根アフロディーテ〉で演奏された「原子心母」と、ボーナス映像としてピンク・フロイドのクルーを追った約3分のB-Roll映像を収録したBlu-rayの2枚組。そのほか5大特典として、未発表写真満載の全60頁のフォト・ブック、箱根アフロディーテ・パンフレット、会場案内図チラシ、大阪公演ポスター、箱根アフロディーテ・チケットを復刻したものが7インチ紙ジャケットに収められています。また、商品に封入されているアドレスからアクセスすると、
亀渕昭信(当時オールナイトニッポンDJ / アフロディーテ Aステージ進行担当)、佐々光紀(当時ニッポン放送制作部副部長 / 箱根アフロディーテ制作総合プロデューサー)、
立川直樹、
伊藤政則ら、箱根アフロディーテの関係者や目撃者の証言、体験談、貴重秘話、血と汗と涙の物語を収録したデジタル・ブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』を読むことができます。
ピンク・フロイドの箱根アフロディーテ公演時の映像は、これまで「原子心母(Atom Heart Mother)」の1曲のみ存在が確認されていたものの、マスターの行方や、撮影されたいきさつは長年の間“謎”に包まれていました。この映像の16mmのオリジナル・フィルムが半世紀の月日を経て発見。最新技術でフィルムから一コマずつデジタル化、フィルムのノイズやゴミを丁寧に取り除くレストア(修復)、リマスター作業を行ない、ピンク・フロイド側との交渉の末、「箱根アフロディーテ」50周年のタイミングで日本のみの商品化が実現します。ライヴ映像(音源も箱根アフロディーテ・ライヴ音源)はもとより、オフショットや空港、ホテル、記者会見、新幹線、空の色や当時の日本の風景など、歴史的映像が驚愕の美しさで蘇ります。現存していた映像と新発見映像との比較映像が公開中。
Photo by Noriaki Nagaya