2019年に発表した初のソロ・アルバム『
ジェイミー』で、今年3月の第63回グラミー賞に5部門ノミネートされ、収録曲「ステイ・ハイ」が最優秀ロック・ソング賞を受賞した
ブリタニー・ハワード(Brittany Howard)。このアルバム収録曲の
ボン・イヴェールや
マイケル・キワヌーカらによるリミックスが2020年9月から公開されてきましたが、さらに
チャイルディッシュ・ガンビーノや
コモン、
ジョージア・アン・マルドロウらが手がけたヴァージョンを加えたアルバム『ジェイミー・リイマジンド』が7月23日(金)にリリースされます。収録曲から、新たに「プレゼンス」の
リトル・ドラゴン・リミックスと「トゥモロー」の
バッドバッドノットグッド・リミックスが公開中です。
ハワードはこのアルバムについて「アルバム『ジェイミー』の制作は本当に楽しかった。たくさんの異なるジャンルの音楽を探求することができたのだから。ルールなんてなかった。今度のリイマジネーション企画も、そう。すべての音楽界の素晴らしいアーティストたちが私の曲をこんなにも素敵に、オリジナルとは違う形で解釈してくれてとても嬉しく光栄に感じています」とコメント。
リミックスを手がけたリトル・ドラゴンとバッドバッドノットグッドもそれぞれ以下のコメントを発表しています。
「ブリタニーの声は感情やエネルギーに満ち溢れていて本当にインスパイアされる。ブリタニーがこのヴァージョンを気に入ってくれてハッピーだし、彼女の素晴らしい芸術性にふれることができてとても幸せです」(リトル・ドラゴン)。
「ずっとブリタニーのファンだったけど、なかなか知り合うチャンスがなくて。ようやく今回つながったよ! 彼女の比類なき歌声とソングライティングのスタイルはまさに唯一無二のもの。オリジナルの〈トゥモロー〉は、独特の浮遊感に満ちたサウンドだったから今回リミックスにあたり方向性を決めるのに悩んだけど、この驚異のヴォーカルに新たなコンテクストをプラス出来たらと思ったんだ。このプロジェクトに参加できて光栄で、なにより皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです」(バッドバッドノットグッド)。
Photo by Bobbi Rich