2022年夏に全国での公開を予定している、本作のタイトルを『異動辞令は音楽隊!』としてこの度、ギャガ製作・配給が決定しました。
日本映画、ドラマ界を牽引し、どんな役もモノにする圧倒的演技力と、お茶の間の好感度、そして唯一無二の存在感をもって常にトップに立ち続け、感動の最終回を最高視聴率で有終の美を飾った『ドラゴン桜』も記憶に新しい、国民的俳優・
阿部寛が次に演じるのは、“捜査一課で仕事一筋の鬼刑事”。
物語は、コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す“音楽隊”への異動辞令という青天の霹靂から始まります。
監督は、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛けた、映画界でいま最も注目される
内田英治監督。本作は監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で、わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジたちの奮闘と生き様を、その警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせ生まれたヒューマン・ドラマです。
[コメント]ありそうでなかった映画でございます。警察音楽隊を舞台にした新作、ようやく発表することが出来ました。「ミッドナイトスワン」以来、久しぶりの映画作りに胸は高まっておりますが、こうやって再びオリジナル作品を発表出来ることを嬉しく思います。本作はとある県警の警察音楽隊を舞台に、警官なのに楽器も奏でなければならなくなった隊員たちを描いたヒューマンドラマです。私自身が挫折しそうになったとき、音楽に救われた過去があるのですが、今回はそんな想いを映画にしました。主演は阿部寛さん。初めてお会いしたときに「この役にぴったりだ」と手を叩きそうになりました。ひとつの価値観が一瞬にして崩れると人はどうなるのか。中年が持つ危機感と悲哀を見事に演じてくれるはずです。みなさま、どうぞご期待ください。――監督・脚本 内田英治内田英治監督とは今回初めてご一緒させて頂くという事で、今までと違った自分が引き出される現場になる予感がしていて、撮影現場に入る事がとても楽しみです。
捜査一筋の刑事が音楽隊に異動させられる主人公役という事で、今回は楽器も演奏することになり、これまで演じてきた刑事役とはまた一味違った役どころですのでそういった意味でも新鮮さをもって挑んでいきたいと思います。まだ撮影に入る前ですが、皆様に元気をお届けできる作品になると感じています。――阿部寛©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会