キューバ危機下の“リアル”をあぶりだす、究極のスパイ・サスペンス映画『クーリエ:最高機密の運び屋』が、9月23日(木・祝)より全国ロードショー。ポスター・ヴィジュアルと場面写真が公開されています。
本作は、キューバ危機の舞台裏で繰り広げられた知られざる実話を基に、核戦争回避のために命を懸けた男たちの葛藤と決断をスリリングに描いた迫真のスパイ・サスペンス。主人公グレヴィル・ウィンを演じるのは英国映画界を代表する演技派
ベネディクト・カンバーバッチ。本作では製作総指揮も務めました。ペンコフスキー役には『
ブリッジ・オブ・スパイ』の
メラーブ・ニニッゼ。相対する名優2人のケミストリーが、本作の大きな見どころとなっています。その他『マーベラス・ミセス・メイゼル』のレイチェル・ブロズナハン、『
ワイルド・ローズ』のジェシー・バックリーらが脇を固めます。監督は、舞台演出家として名高い
ドミニク・クック。抑制を利かせた演出で、スパイ映画ならではの味わいと平凡な男のスペクタクルを見事に描き切り、ポーランド出身の作曲家、アベル・コジェニオウスキによる美しく哀愁に満ちたワルツのテーマも印象的です。
公開されたポスターは、カンバーバッチ演じる主人公ウィンの張り詰めた表情とともに、キューバ危機の渦中で様々な思惑が入り乱れる様子をパズルのように散りばめたもの。「世界の運命は、一人のセールスマンに託された。」と添えられたキャッチコピーにより、そのミッションの重要度が垣間見えるヴィジュアルとなっています。表向きは平凡なセールスマン、その裏の顔は、密命を帯びた“スパイ”――。この男に任された極秘任務とは? 20世紀政治史の闇に葬られた米・ソ諜報戦の真相が、今、明かされます。
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