山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である
原田マハの25万部超えベストセラー小説を原作に、
田中圭と
中谷美紀が日本初の女性総理とその夫・ファーストジェントルマンとしてダブル主演する映画『総理の夫』が、9月23日(木・祝)より全国ロードショー。主題歌情報、そして本予告映像が公開されています。
『総理の夫』主題歌を務めるのは、「
ヒカリへ」が大ヒットし一躍名を馳せ、さらには自身のイメージを覆す楽曲「
リブート」でも話題となり、世代を問わず支持を得ている
miwa。彼女が本作のために書き下ろした「アイヲトウ」は、力強い楽曲と真っ直ぐなメッセージで映画の世界観を表現しています。主題歌が完成するまでのエピソードを聞いた田中圭は、完成した映画本編を観て「後半1時間くらいずっと泣いていた」と言い、さらにエンドロールを締め括るこの楽曲で、「心が浄化され、前向きになれる」と大絶賛。「アイヲトウ」というタイトルは、中谷美紀演じる凛子の「信を問う、をやってみようと思うの」という台詞からインスピレーションを受けており、中谷美紀も「隠喩として曲のタイトルに用いて素敵だなと思います。明日に向けての希望を与えてくれる、女性にとって心強い応援歌」とコメントしています。
また、主題歌「アイヲトウ」が彩る予告編も公開。突然、“総理の夫”となった田中圭演じる日和の人生が激変する様子が冒頭で明らかに。マスコミ対策(!)、追っかけ(!)、監視(!)と“巻き込まれた夫”の姿がコミカルに描かれます。そして、総理である凛子が妊娠したことで、またもや状況は一変。「すごいよ〜!凛子!」と喜ぶ日和ですが、国民のさらなる大注目を浴び、何やら2人を取り巻くキャラクターたちも一癖も二癖もありそうで……。「日本の未来はあなたにかかっている」とも言われた前代未聞の“総理の夫”。果たして、この大騒動はどんな結末を迎えるのか――!?。
[コメント インタビューより抜粋]「初めて日本に誕生する女性総理」。芯の強い女性を描いている作品だと思いましたので、その主題歌を担当させて頂けるのは嬉しく、光栄でした。作品を拝見して、いくつか曲を書いたのですが、「今までのmiwaの楽曲にない、新境地へ挑戦して欲しい」と(プロデューサーから)言って頂いたこともあり、最終的に書いた数曲の中でも力強いタイプの楽曲となりました。
「アイヲトウ」というタイトルは、「私、初めて“信を問う”をやってみようと思う」という(中谷美紀演じる)凛子さんの劇中のセリフにインスピレーションを受けました。
凛子さんの芯の強さ、真っ直ぐなところは、同じ女性として、勇気をもらうシーンが沢山あります。人としての生き方や生きる道、“選択する勇気”を感じられる作品でありながら、それ以上に夫婦の愛や信頼、絆に重きがある作品だなとも思います。
「アイヲトウ」も自分で選択した強い女性をイメージした楽曲ですが、その選択ができるのは、大切な人がいるから、というメッセージも込められているので、そこも感じていただけたらなと思います。――miwa(『総理の夫』の)完成作を試写で観させて頂いた時、登場人物みなに感情移入をして後半1時間ずっと泣いていました。それは悲しい涙ではなく、最後は力強い終わり方でした。本編が終わり、感情的にどう落ち着ければよいのかを思っていたところにこの主題歌が流れ、心が落ち着く、浄化されていく、より前向きになれるように気持ちを上げてくれました。――田中圭映画では解散総選挙で「信を問う」という言葉を使っていたのですが、それを汲み取り、隠喩として曲のタイトルに用いてくださったのがすごく素敵だなと思います。今のようなとても厳しい時代でも、明日に向けての希望を与えてくれる曲をmiwaさんが書いて下さり、私たち女性にとって心強い応援歌です。――中谷美紀©2021「総理の夫」製作委員会